■部活中の移動で、大きな事故が発生しています。
毎年のことかと思われます。これから将来が期待される児童生徒の痛ましい事故が報道されます。亡くなられた方の御冥福をお祈りしたいと思います。
■朝日(20260508)では、「部活遠征バス 安全どう確保」という大きな見出しが踊っています。
とある部活担当者が述べています。
「人ごとやない」
この状態が全てを物語っていると思います。全国大会出場常連校では、土日や連休に、日常茶飯事の如く、県外遠征が入っているやと窺います。常連校でなくても、「強く」するために、よくやっていることなのかもしれません。
私もそうでしたが、やる以上は、成績を挙げて「認められたい」という心情があったのも、「事実」です。
私も退職間際まで、小学校部活動に関与してきました。
同僚の中に、小学校なのに、山口など九州外へと遠征に行く「教員」もいました。どうやっていくか、自分の運転する借りたマイクロだったか、ワゴン車か、そして保護者の車が隊列をつくっての遠征です。
その時から思っていました。きついだろうな、事故は心配しないのだろうかとね。
その教師はよく職場で仮眠をとられていたことを思い出す昨今です。
■学校現場には、過去に部活オンリーの先生もいました。今はどうかは知る由もないですが。
記事にある「安全どう確保」ではなくして、「部活をどうする」ということを話題にしてほしいと思います。
私らは、私生活を投げ打って、放課後や土日に「仕事」をしてきたわけです。さすがに、私の遠征先は、市内の小学校でしたがね。それでも、自家用車と保護者の車でやっていました。「文句を言いません」という誓約書をとって(効力はないらしいのですが)。私の車には、児童は乗せず、荷物(野球道具一式)を乗せて運んでいたことでした。
しかも、「無償」どころか、ガソリン代はこちらもちです。さすがに、昼食のお弁当は、保護者からの提供でした。
放課後、部活に専念するということは、当然、帰宅してからの採点や教材研究となるわけですよね。
■ここをほったらかしにしてきたのは、誰なのでしょうか。ここだと、思います。私は、教委主催の部活動担当者会に参加しては、アンケートにて訴えてきたのですが、改善は全く持ってありませんでした。
そして、今から7年ほど前にやっとこさ、改革が入りました。時すでに遅しでした。58歳まで担当しました。59歳から晴れてフリーになれたのでした。
皆で考えるべきです。
連休に(県外)遠征までして、部活をやるのに、どんな意義があるのでしょうか。
そして、やるにしても「誰が」担当すべきなのでしょうか。
児童生徒の「育成クラブ」になっているのではないでしょうか。対価があって、当然ではないでしょうか。
今一度、「部活」の「5W1H」を検討すべきだと思います。
学校は授業でしょうか、部活でしょうか、それとも両方担当でしょうか。
なお、小学校指導要領に「部活動」の項目はありません。なぜ、熊本は大々的にやっていたのだろう???