PFAS公害か!

 

1)四大公害病

 

■皆さん、ご存知、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくです。

 

 私は、九州人として、も1つあると思っています。それは、宮崎県は高千穂辺りにある土呂久鉱害です。

 

 これは731部隊で知られる、毒ガス兵器をつくっていた鉱山で、石を焼いた跡の灰が川へと流れていき、人体に影響を及ぼしたという公害です。

 

 発見者は小学校の先生でした。

 

 

2)そして、今回、新たなPFAS公害?

 

■朝日新聞(20251224)に、「PFAS公害調停申請」という記事が出ています。

 

 これによると、ダイキンの淀川製作所(大阪)周辺からPFASが検出され、地域住民が健康調査や汚染対策を求める審査を申し立てたというものです。

 

 2023年に住民らが実施した血液検査では、PFОSやPFОAが高濃度で検出されたというのです。

 

 会の代表は、「真実を明らかにし、責任の所在を整理し、そして何より同じ過ちを繰り返さない、未来に残さないことです」と言われています。

 

 

3)永遠の科学物質

 

■PFASは上のように、1万種類以上あるとされ、自然分解しない「永遠の科学物質」と呼ばれているのだそうです。

 

 肝機能の低下、コレステロール値の上昇、まだまだ計り知れないようです。

 

 水俣病などの公害病とならないよう、第五の公害病とならないよう、していくことが重要ですよね。

 

 もうすでに、全国各地で基準値超えが指摘されています。

 

・広島の地下水  ・京都、大阪の河川  

 

 熊本市でも井芹川で話題となったばかりでした。