「好き」vs基礎学力

 

1)朝日新聞(20251210)「好きを育てて誰かの笑顔に」

 

■とある私立学校(中高)副校長の話が紹介されています。曰く、

 

・「水曜日は 一日中、探求の日」

・大人の誘導による教育ではなくして自ら問いを生み出す教育が必要

・好きや得意が社会の困りごとや誰かを笑顔にする必要性

 

 これは理想論であり、選抜された私立高校だからできることです。

 

 これを全ての学校に当てはめたら、日本は崩壊するのではないでしょうか。

 

2)公立学校との区別

 

■この方の視点には、公立学校の視野が欠けているのかなと思います。

 

 今や、全国で基礎学力の未定着が話題となっています。

 

 つまり、文科省の現指導要領が推進する探究学習により、分数の加減乗除を理解していない子たちが中学1年で苦労しているという問題です。

 

 とある保護者は、タブレットの多用なのか、漢字が書けなくなっていると週刊誌で訴えておられました。

 

 これが、公立学校の現場です。

 

3)2極化していない?

 

■国立大学系の付属小中学校や入学試験のある私立学校と、一般の公立学校では、断然、教育課程は違ってくるのかなとも思わないでもないです。

 

 だから、この手の記事を読む場合は、全国でもっとも多い公立学校での実践が根底にあるというのを認識しておく必要があると思います。

 

 やはり、生きていくための、最低限の基礎学力はつけてやりたいなーと思います。そして、その方法論、つまり「自己教育力」を身に着けさせたいと思っています。