日本の経済現状!
1)「物価高 ペット飲料200円時代」(朝日20251201)
■冒頭、ペット飲料と聞いて、今度はペットの飲み物まで出ているのか、上がったのか!と一瞬思ったら、何と、このペット、ペットボトルの省略でした。
それはともかく、物価高というニュースなわけです。
解説記事として、「長く続いたデフレ終わったの?」という見出しの中で、政府はまだ脱却宣言をしていないとあります。
私は思うのですが、デフレを脱却したか、してないかではなくして、問題の本質は、メディアの報道体制をまず問いたいです。
なぜなら、デフレの時、あれだけ、メディアは「物価が安いので、給料が上がらない、こまったものだ!」と煽りながら、今度は、「物価が高い」と言い出す。
一体、どっちなんだい!と、突っ込みたくなります。
2)物価高の原因は何なのか!
■記事、曰く、ウクライナでの戦争による資源価格の高騰、円安の2大要因を挙げています。
私は違った考えです。遠因にはなると思いますが、本質はこれです。
3)国力の低下と無資源国、日本の現実
■今や、日本人の給料は韓国や台湾より安いときています。もちろん、このからくりは、高齢化社会の裏返しでもあります。
つまり、65歳以上の半分は無職、そうなると生産性がないので、どうしても平均給与は下がらざるを得ないというのはあります。
しかし、バブルの頃、つまり1980年代から90年代、この頃は、次のCMが如実に当時を語っています。
「リゲイン、リゲイン、24時間、働けますか!」
これです、しかし、今や、「ワークライフバランス」なんていって、働き過ぎ=悪となっています。
これで国力は低下していきます。当然の帰結でしょう。
だって、受験勉強がそうですよね。やっぱり、質より量ですよね、天才、秀才意外は! 多く勉強したものが勝ち抜いていくという。
だから、コロナ時代、マスクさえ作れない日本でした。ワクチンはもちろん、外国に頼らざるを得ないという体たらくでしたよね。
これが日本という国でした。
■そして、そして、コメさえ輸入しないと、価格が下がらない時代を迎えています。
コメって、主食でなかったのでしょうか。パン食に切り替わり、日本から水田が、農家がなくなっています。
物の値段が上がるのは当たり前ですよね、だって、ないのだもの!!
ガソリンもそう、なんでもそうです、なにもない、日本なのです。
物価が上がるのは当然至極の問題なのです。
4)ワークをとったライフバランス
■今や、小学生が食事をとっていないというようなニュースも流れます。
しかし、公園の子どもを見てください。ゲームやら、スマホやらを持って遊んでいます。
機器や通信費に回すお金を食費に回すというライフバランスをとるべきではないでしょうか。
日本の生きる道、それは、節約と原点回帰です。
つまり、食べるものは自国で!、燃料は自国で!賄う、これが一番の「防衛」でもあると思うのです。
ここに公的資金を費やすべきです。これが唯一の解決策だと思います。
何しろ、江戸時代までは、自給自足の日本だったのですから!!