漁業の学習には、「漁況」を使う!
■長崎新聞の「漁況週報」というのを紹介します。
20250920からです。
◆中小型巻き網=西肥地区はマイワシが1日1統当たり20トンの水揚げで前週の1.4倍。五島奈留地区はマイワシなどが1日1統当たり3トンの水揚げで前週の27%。北末南部地区はマサバなどが1日1統当たり24トンの水揚げで前週並み。
他に、「イカ釣り」「定置網」「一本釣り」が紹介されています。
■この「統」というのは、「船団」を意味します。つまり、1日1統とは、1日1船団当たりという意味になります。
しかも、地図つきですので、わかりやすいですよね。
教科書で架空の水産業を学習するより、こういう記事を紹介して、今、この授業時間中にどんな漁業がなされているのかというのを身近に感じることこそが、「生きた学習」になるかと思います。