削るのは何?
1)熊日「新生面」(20250905)
■コラムにこんなことが書いてありました。
食品の値上がりは家計を圧迫し、暮らしから「ゆとり」を奪っていく。教養・娯楽費を切りつめている家庭も多いようだ。食事の量や回数を減らしている高齢者世帯や1人暮らしの大学生も少なくないと聞く。
このことに関してなのですが、食品の値上がりは、これは今までの政権のつけだと考えています。
エビデンスは簡単です。
2)食料自給率のあまりもの低さ
■これに尽きますよね。日本の食料自給率は37%という数値が踊っていますが、実は、10%を切っているという情報もあるくらいです。
理由は簡単です。
生産に必要な肥料や飼料が国内で賄えていない、つまり輸入品であるということです。
だから、これらを見積もると、1桁台ではないかというのが、まことしやかになってきますよね。
一度、世界に戦争や飢饉、経済問題が発生すると、日本の食料事情はひとたまりもないわけです。
結果論ですが、これも我々日本国民が選択してきた道なのですよね。このような政策をとる政権に投票してきたという証なわけだから、食糧費の高騰は皆で背負っていくしかないわけです。
選んだ道なのです。
ですから、上記の記事は、仕方がないといえば、仕方がないということになります。
先進国でダントツ低い日本の食料自給率です。危機管理、大丈夫でしょうか。
エネルギー自給率なんて、・・・・・・。
3)では何を削るのか!
■私は、真っ先にあげたいのは、「通信費」だと考えます。子どもたちの食料事情が悪いと言われているのですが、私は子どもを含めた家族の通信費を削って食糧費に当てると、問題は解決するのではないかとも思っているところです。
これは統計資料等々ではなくして、私のあくまでも予想です。
大人どころか、子どもたちまで、いたるところで、ピコピコやっています。これを削りさえすれば、視力も回復し、外遊びも増え、医療費が押さえられると考えます。
そうすれば、その家族で必要な箇所に、お金を投入することができますよね。
「生きていくために」、何が必要で、何が不要かを、各家庭で見極めていくしかないのではないでしょうか。
■そして、買い物に車を使わないということです。
家に近い買い物に行くのさえ、皆が皆、車を使っています。さらには、車が冷えるまでエンジンかけっぱなしという車もあるようです。
これらが温暖化を招き、大量の雨水を降らし、床上浸水という状況を招いているとも思えます。
チリも積もれば山となる!です。
予期せぬ出費となっていきますよね。
4)一人ひとりの行動にかかっている?
■つまり、一人ひとりのよき「選択」こそが、最も重要だという結論にいたるわけです。
このコラムの最後に、こうあります。
「権力闘争に明け暮れている政治家の皆さんは、そうした窮状をどれだけ理解しているのだろう」
これは、我々日本国民に向けられるテーマではないでしょうか。