「射程」(熊日20240803)
■「点と点をつなぐ」という題にて、永青文庫の事例を元に、最後にこう結ばれています。
(前略)「今の児童生徒に必要なのは「主体的に考え、学ぶこと」とされる。教師からの一方通行になりがちな授業の在り方も課題だ。古文書の解読は教材のヒントになりはしないか。自分の力で点と点をつなぎ、線や面にする。楽しく学べば、丸暗記より記憶に残りそうだ。」
まさしくそう思う。ただし、これは中学校以降かなと思いますね。小学生には難しいかなと。
ただ、私は、元寇の授業で古文書(もちろん、原文ではなくして書き下し文)を与えて、絵画(「蒙古襲来絵詞」)と共に授業したことがありました。
その時は、古文書のみならず、絵画を始め、モノ(実物)、民俗資料等々7つの視点を与えて、授業を展開していったこともありました。名付けて、「解読型歴史授業」です。
トンカラリンを見学して、子供たちに目的を予想させたりしていたことでした。