大分合同新聞のコラムが素晴らしい!!
1)「東西南北」というコラム
■この名称がまずは最高ですね。なぜなら、これを英語で書いてみましょう。
North East West South
newsとなっていますよね、頭文字!!
つまり、新聞は国内外の東西南北から情報を選りすぐんでくるというわけですね。
■それはさておき、2023年10月29日(日)には、こんなことが書いてあります。
・白人(コーカソイド) 黒人(ネグロイド) 黄色人種(モンゴロイド)
この人種、今では生物学的、科学的根拠はないと言われているのだそうです。
結局は西欧中心的な世界観で白人=上位、黒人=下位、その中間がアジア人と位置づけられたのだそうです。
さらには、ユダヤ=キリスト教圏の伝統的価値観により、白=善・勝利、黒=悪・敗北、黄=臆病・反逆者を意味するようになったらしいです。
■そして、コラムはいいます。
これらのことを通して、「人を人と思わない随分な色眼鏡である」と。
そして、ユネスコは述べましたと。
「人種は存在せず、どんな差別も正当化できない」と。
そして、締めくくります。
「いまだに絶えない紛争の背後には、人種主義的な思想が見え隠れする」と。
2)「人が人を人と思わなくなった時」
■この言葉は、熊日の、もう30年以上前のコラム(新生面)で知りました。
そして、その時、どうなったでしょう。
答えはこうでした。
水俣病の問題が起きたと。
■今回の大分の新聞コラムと熊日コラム、実に関連深いですよね。つまり、水俣病だけでなく、世界の紛争がこれにあたるのでしょう。
「人が人を人と思える」日は、いつになるのでしょうか。