The:半導体
1)熊日連載
■今、熊日で「半導体の基礎知識」という連載が始まっています。
最近、よく聞く言葉で、聞き慣れた言葉ではありますが、「説明しろ」と言われたら、半分電気を通して、半分通さないという位しか説明できない自分がいます。
今、熊本県は半導体で湧き上がっています。森林は切り開かれ、着々と工場や団地?の設置が進んでいるようです。
そこで、新聞社は「そもそも半導体って、何」ということで、この連載を始めたものだと思えます。
1回目:「人間に例えると脳、目、筋肉」
2回目:「千超える工程 県内工場も貢献」
ということで、次のような解説がありました。
2)半導体の種類
・ロジック半導体
(高度な計算・情報処理=例えると脳=スマホ)
・メモリー
(情報の記憶= 同 =SDカード)
・画像センサー
(光を電気信号に変換= 目 =デジカメ)
・パワー半導体
(電力を制御し機器を動かす= 筋肉 =電気自動車)
3)半導体の製造工程
・前工程(ウェハー=薄膜形成=フォトレジスト塗布=露光・現像=エッチング=イオン注入=平坦化=電極形成)
・後工程(ダイシング=ワイヤボンディング=モールディング=完成)
この工程は、youtubeで各企業が出しているようですよ。
■このウエハー、以下のようなものです。これは、1990年代のものですが、今でもこんな感じで製造されているようですね。
3)「産業のコメ」
■この半導体は、通称「産業のコメ」と言われているようです。それは、各産業の主食になっているからです。使われていないものがないという位のようですよ。
かっては、日本が世界一だったのです。1980年代、「ジャパン アズ ナンバーワン」と言われ、同名の書籍をアメリカ人が書いた位でした。
しかし、少しずつ、日本叩きがアメリカを始め、行われてきて、現地生産や生産廃止等々の方向へと進んでいき、現在に至っています。
それで、今や、中国・台湾・韓国・米国が大きなシェアを誇るようになったという経緯があります。
これから先、どんな方向へと進んでいくのでしょうか。
4)熊本の水は大丈夫なのか?
■むしろ、私はこちらの方を心配しているのです。熊本市民70万人、周辺を含めると、100万人の水瓶をどうやって守るのか、これが私の関心事です。
なんてったって、蛇口をひねればミネラルウォーターというお国柄です。
早くも、原因不明のフッ素化合物でしたか、それが市内2箇所で検出されたというようなニュースが踊っていました。
大丈夫でしょうか。
天秤にかけるより(水 vs 経済)、まずは、健康あってのものだねだということを念頭にやってもらいたいものだと、思わずにはおられません!!
■第3回目以降は、どんな記事が登場するのでしょうか、今から楽しみです。