「ザ・通潤橋」
■あえて今頃なぜか、実は、「道21世紀新聞」というのがありまして、ここに「国土教育」というシリーズがあります。
今回の特集は何と、「布田保之助と通潤橋の物語」という内容なのです。
亡き安倍元総理の国会冒頭での演説が登場しているのです。びっくりですよね。
引用します。
「それでも保之助は決して諦めませんでした。30年以上にわたる挑戦の末に『通潤橋』を完成させました。熊本地震で一部損壊したものの今でも現役。150年にわたり白糸大地を潤し豊かな実りをもたらしてきた。まさに『未来への架け橋』となりました」
記事では、3社の教科書会社の開発教材の内容を掲載しています。
・東京書籍:通潤橋
・教育出版:見沼代用水
・日本文教出版:那須疎水
そして、最後にこう書いてありました。
「布田保之助と通潤橋の物語は、戦前は修身、前後は国語・社会・道徳の教科書に幾度も採録されてきた伝記であり、児童・生徒に生き方の一つの規範を示す役割を果たしてきました」と。
改めて、郷土教育の重要性を感じた記事となったことでした。