■遅すぎる金融教育



 熊本日日新聞(20230209)によると、「金融経済教育 小学生にも」という見出しで、記事が掲載されています。

 私に言わせると、遅きに失した、というのが本音です。

 なぜ、今頃なのでしょうか。なぜ、サラ金が問題になったころ、やらなかったのでしょうか。

 ちなみに、私は、2008年前後に、金融教育の九州大会で、公開授業を行い、見てもらったことでした。

 金融広報中央委員会主催だったか、2年間の指定を受けて公開授業にこぎつけたのでした。

 講師は、社会科教育で有名な北敏夫氏でした。

 それまでには、ファイナンシャルプランナーをお呼びしたり、日銀熊本支店を訪ねたりして単元構想を練ったことでした。

 当日は、地域通貨について考えさせたことでした。町おこしの方がゲストでした。

■この記事では、「証券会社が授業 考える機会に」という小見出しが示すように、証券会社主催のようです。

 ICTよりなにより、こちらの方がまずは大切ではなかったのか、と当時のことを思い出す次第です。