桜島が噴火==火山の生きた学習教材に(理科)
1)熊日「桜島噴火 警戒最高レベル」(20220726)
ビジターセンター理事長が「これでレベル5なのだろうか」という意見が紹介されていましたが、やはり気象庁としては、取り返しのつかないことになってはいけないという判断ではないでしょうか。
油断大敵なのが、災害だと、私は思うのですがね。
2)朝日「桜島噴火 警戒レベル最大」(1面)「急な避難 戸惑う住民」(29面)
(20220726)
レベル3から5へ急に上がって、戸惑いと不安を住民は口にしたとありました。
やはり災害はいつ起こるか、わからないという大前提がありますよね。特に、昨今では、どこかで地震や大雨の被害が報じられていますので、いつでも避難できる体制の構築が重要ではないでしょうか。
特に、このように桜島に住んでいる人などは!!
いずれにせよ、2紙に掲載されている噴火シーンの写真がリアルで、教材になりえます。
よく教科書に登場するのは、ハワイなので、いやいや九州にも、阿蘇や桜島がありますよ!という存在意義というか、そんなものにもなりますよね。
しかし、基本的には、これ以上、被害がないことを祈ることです。
3)朝日「群発地震 上昇した水に注目」(同)
火山がないのに、なぜ温泉がわいたり、地震が発生したりする?という疑問について答えてあります。
特に、昨今の石川や京都での地震が取り上げられています。
原因の一つとして想定されているのが、プレートの下降に伴う摩擦で、その下降の際に海水も取り込み、それらの水分が地表めがけて上がってくるというのです。
この上がってくる水は、1つは温泉に、もう1つは流体となって地震を誘発するという理論です。
前者は前から言われていたことですね。
火山のないところに、なぜ温泉が湧くのかという問題です。その当時(30年以上前)花崗岩などの摩擦により、その熱が温泉となるという仕組みを知ってはいましたが、2つ目の話は、今回、初めて知ったことでした。