■朝日新聞 2021年9月15日(水) 「山を・・・」
■「巨人のあしあと」というコーナー?なのですが、見出しは巨神となっています。
阿蘇の立野地区のことが書いてあります。
以前、大噴火後の阿蘇は、カルデラとなっていて、つまり鍋になっていたというわけです。
そこには、降った雨の水がたまり、湖になっていました。それを神が蹴破って、その水は川となって流れ出し、人が住めるようになったというわけです。ここまでは知っていました。
その場所が立野ですが、蹴った神は尻もちをついて、「もう立てぬ」と言ったところから、「立野」という地名がついたというものです。ここまでも、聞いていた話です。
■問題はここからです。な、何と、地震の断層地帯と一致するというのに、驚きを隠しきれませんでした。そう言われてみればそうだよな!とね。
立野の大橋が崩壊し、東海大が廃墟となりました。歴然とした立野地区です。この神の仕業も、太古の地震だったのかもしれませんね。いや、きっとそうでしょう。こんなこと、考えもしませんでした。
知識をつなげることの大切さ、それを今回、この新聞記事で再認識したことでした。