■朝日新聞 2020年12月21日(月) 「接ぎ木・・・」
■妻の実家のみかん農家でみかんちぎりの手伝いをかなりやってきたのですが(今は引退?)、たまに、接ぎ木を義理の父がやって(テープでまくだけ!!)いるのを見て、不思議で仕方がありませんでした。つまり、なぜ、ポンカンの株にネーブルの枝を接ぎ木して、ネーブルの実がつくのかという問題です。
その答えが書いてあるのかどうか、読んでみました。
■まずは、植物には傷の修復作業の力があるということです。こんな説明がありました。
1)茎の切断面に保護層ができて接着力が生じる
2)周りの細胞が活発に伸長・分裂して隙間を埋める
3)道管や師管を含む上下の維管束がつながって接着も強固になる
ホルモンにスイッチが入る遺伝子があるということです。
■種が近いモノ同士で可能なわけですが、ここへ来て、タバコが種の違うもの同士を仲立ちするということもわかってきたようです。干瓢とスイカというのは知っていたのですが、かなりの種類に及ぶらしいです。酵素の働きが述べられていました。
それにしても、すごいですよね。人間にも応用できる時代が来るのでしょうか。
■それにしても、記事の構成がいいです。
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この構成、いいですね。見習いたいと思います。