■熊本日日新聞 2020年4月27日(月) 写真から授業
■まずは、1枚目。
「クローズアップ 親子3代 技術継承に精進」
【発問】この写真からどんなことがわかりますか。
<回答例>
・この2人は親子かな?
・ビニルハウスで栽培されている
・大きなスイカだ、何キロあるだろう?
・つるが長い
・何か、棒が立っている。
・スイカの表面と葉の形がにているぞ。
■着果棒といって、これが品質管理の技術となります。色分けしてあって、5色ほどあるかと思います。
葉の形と、実の形が似ている、これは相似形となりますね。
その他、文面から、なぜおいしいのかがわかります。
■次に2枚目です。
「農林漁食 父の背中見て どこにも負けない農家に」
【発問】なぜ、スイカは横に広げてあったのに、メロンは縦型なのでしょうか。
文面からでは答えはわかりません。上の着果棒と同じです。ここいらは、調べ学習となりますね。
また、メロンの表面はつるの形と似ています。これも相似形でしょうか。
■最後の3枚目はこれです。同じ紙面です。
「イチゴ園 摘み残し処理 辛い廃棄」
【発問】棚栽培が多くなっているイチゴ、ここでは通常のマルチシート上での栽培にしてあります。どんな利点があるのでしょうか。
これまた、文面からではわかりません。調べ学習となりますね。
■こんな感じで、写真から農業の学習が可能です。特に、今のようなコロナ禍で遠隔学習が続いている昨今、もってこいの学習だと思えます。