■朝日新聞 2020年3月23日(月) 「士農工商・・・」

 

■この見出しのことは、近年の研究でわかってきており、教科書もそのうような表記となっております。目新しいものではありません。しかし、教育から遠ざかっている方には、ピラミッドを意識させるものだと思えます。

 

 本文には、次のよなことが並びます。

1)この四字熟語は、中国の古典に由来し、この4つの身分自体は、「社会一般の人々」という意味だそう。

 

2)固定化されているものではなく、弾力的、重層的、複合的なものだったとのこと。

 

3)そのいずれにも属さない宗教者、医者、儒学者、芸能社などが小さい身分集団も作っていた。

 

4)養子縁組で、被支配者層が支配者層になることもあった。

 

5)「慶安の触書」は、出典が定かでなく疑わしい部分があるので、掲載不可。

 

■記事中には、被差別身分の人々についても書かれているので、参考になるかと思われます。