■朝日新聞 2019年5月2日(木) 「シロナガスクジラ・・・」

 

■これは社会科と同じパターンで授業ができるかと思いますね。

【発問】シロナガスクジラが浜に打ち上げられました。この死骸からどんなことがわかるでしょうか。

 

 子どもたちは体重とか身長というパターンで答えてくるかと思われます。

 次のものがわかるというので、びっくりです。

 

1)体長10mのオスで、生後数ヶ月

2)沖合で死亡し、流れ着いた

3)ヒゲ板の放射性同位体(炭素14)から岩手県以北の海域で生息していた

4)DNAの解析から北米西海岸に生息するグループに近い

5)殺虫剤のDDTやポリ塩化ビフェニール(PCB)に汚染されていた

 

■母乳を通して汚染が広がっているとか、クジラの漂着が何らかの警鐘というようなことで書かれておりました。

 環境問題の授業で使えそうです。