■朝日新聞 2019年3月20日(水) 「地域の・・・」

 

■地理学には、人文地理学と自然地理学がありますが、今回は前者の方です。「巡検」という言葉が出たのには、うれしくなったことでした。かって、社会科を研究していた頃(今は理科?)、長期休暇には、よく巡検という名の研修会が行われ、地域の探検というか、学習に出かけておりました。

 それが新聞記事に出ようととはびっくりです。お茶の水女子大周辺の地域の謎を研究する授業の紹介です。私も受けてみたいなーと思います。

 

■記事に曰く、「なぜ出版社が多いのか、なぜ坂があるのか、なぜそういう空間なのか。自然環境や人の生活との関わりを調べ、考えるのが地理学と言えます。」(江戸時代に川があり、そこで紙すきをしていたのだそうです)

「どのような自然環境でどのような食材がとれるのか、だけではない。陸運や舟運、保存技術といった人間活動も加わり、その土地の料理が生まれる。常々、ご当地グルメの背景を地理で説明したら面白いと思っていた。」

 

 いいこと、言われますね。社会科の魅力満載という感じで、久しぶりに社会科をもう1回担当したいと!、つくづく思った記事でした。