■熊本日日新聞 2018年7月22日(日) 「買い物・・・」
■連載2回目となります。場所は、「阿蘇市荻の草地区」です。ここは、ずっと前に、確か、内牧小学校でしたか、その分校があったところかと思います。若かりし頃、こんな分校に憧れたことがありました。
それはおいといて、小見出しが「免許返納 不便さに拍車」というのがある通りで、買い物難民が増えているというのです。ただ、この見出しは、高齢者運転を助長するようにもとれるので、どうかなと思ったことでした。危険運転があまりにも話題になっているからです。高齢者の暴走というか、ですね。
■日本社会の縮図のような気がします。私の新刊で、「日本の重心」というコーナーを設けていますが、まさしくこのこととつながっていきます。日本の重心は、ひたすら、岐阜から東京へと向かっています。熊本市も南部から東部へと向かっています。
つまり、田舎から都会へという流れはずっと続いているわけで、限界地区と言われてきたわけです。
その記事の中で、波野村も登場しており、かっての若かりし頃の勤務地でも、似たような状況が差し迫っているという内容で、ここもそうなったのか、ということで感慨深いものがありました。
一体、この酷暑列島は、どこへ進もうとしているのでしょうか。