■朝日新聞 2018年1月21日(日) 「日曜・・・」

 

■このコーナーは、教材開発の宝庫です。夏前には、2つのマリア像というので、超刺激的な教材を得ることが出来ました。

 そして、今回、理科専科たる私には、とても刺激的でした。「老いる日本の証拠写真」という見出しです。

 

【発問1】今、急速に日本は老いています。野山にはサルの群れが出現し、路面をペロペロなめています。なぜ、道をなめるのでしょうか。

 

【発問2】クマ棚というのが木にできています。これは何でしょうか。

 

■記事では、野生動物が里山に降りてくると、木の実の減少とか、地球温暖化などを考えてしまうが、実は人間が森を放棄したため、人工林の森はいまや豊かな山となっていて、野生動物が増えているという、新しい視点を紹介してあります。なるほどと学習になりました。

 

 解答は、発問1が凍結防止剤の塩分をとっているのだそうです。記事には、健康サプリメントと結んであります。塩化カルシウムでしたかね、よく橋の袂に凍結防止というか、凍結を溶かすような袋が積まれております。

 発問2は、クマが木の実をとるために、木に登るために集められた小枝のかたまりだそうです。

 

■以前、どこぞやの書籍に、シカがなぜ、鉄路に入るのか、それはレールをなめて、鉄分補給をしているという話をきいたことがありましたので、なるほどと思ったこともありました。

 これでまた、理科の小ネタが増えました!!