■熊本日日新聞 2017年9月22日(金) 「差別・・・」

 

■昨年12月に部落差別解消推進法という法律が新たに成立しました。しかし、著者は今でも差別が続いていると言われます。そして、最後にこう結ばれます。

「私自身、気付いていないところで誰かを傷つけているかもしれない。実際、水俣病やハンセン病問題の当事者の思いはわからないので、足を運んで話を聞いている。これで大丈夫ということはない、当事者から学ぶ取り組みに終わりはない」と。

 

 まさしくその通りですよね。しかも、今日の夕刊では、平和教育を担った方々(被爆者)が相次いでなくなって行かれるという話が載っております。ますます、当事者という人々自体がいなくなるという恐れもありますよね。沖縄での少年の事件もそれを物語っているのかも知れません。

 

 心してかからねばと思う昨今です。