■熊本日日新聞夕刊 2017年9月6日(水) 「捏造・・・」

 

■フェイクニュースの記事です。いろいろな最近の例を出して、国家間の戦争にもつながりかねないパターンがあるといいます。

 こんな時、新聞の役割が大きくなるでしょう。なぜか、理由は簡単です。速報性がないからです。

 フェイクニュースの問題点は、瞬く間にという問題です。その点、新聞は半日、もしくは1日おきます。つまり、本当かという裏取りができるわけです。だから、新聞は必要ないという論調は真っ赤な「フェイクニュース」で、SNS情報を新聞で確かめるという二重の入り口を持つべきだと思います。

■テレビは速報性です。だから、テレビだってわかりません。放送までの時間との闘いなわけです。いらだっていると、嘘もまかり通るという場合があるかもしれません。その点、新聞はそれらよりはゆとりを持って書けます。だから、新聞媒体こそ、今の世界には必要ではないでしょうか。