■各紙 2017年3月20日(月) 高校野球の記事

 

■高校野球が開幕しましたね。いつものことながら、相手チームの地元新聞と見出し比べなどをすると、面白いと思いますよ。結果は1つなのだけれども、どちらの記者が書いたかで、見出しや本文が変わってくるというものです。結局は記者の「主観」なのだというのがわかるかと思います。

 

■まずは、本県の熊本日日新聞からです。

「熊本工 堅守ほころび」

「智弁学園に0-9」

「エース山口 無念の175球」

「打線沈黙 三塁踏めず」

 見出しから、熊本県側からの視点というのが読み取れるでしょう。

 

■一方の奈良県側、奈良新聞と奈良日日新聞というのがあるようなのですが、私は手元にとっておりませんので、送ってもらうしかありません。ウェブで確認してみました。何と、3連休からでしょうか、2社ともに、3月17日で更新が滞っております。何たることか!

 ちなみに、熊本日日新聞はウェブで見ることが可能です。

 奈良県の人は、新聞をとっていないと、地元代表校の活躍を知るよしがないということになります。もちろん、テレビは別として!

 

■ところで、全国紙たる朝日新聞はどうでしょうか。

「守備乱れ 熊工、姿消す」

「智弁学園 笑顔の完封」

 これは全国版、同紙の熊本県版を見てみましょう。

「熊本工 力を尽くした」

「散発3安打 遠い本塁」

「下半身鍛え再起誓う」

 やはり、全国版は客観的、県版は主観的というべきでしょうか。それでも、客観性に近い主観性といえばいいでしょうか。

 

■奈良の新聞を見てみたいものです。