■熊本日日新聞 2015年7月9日(木) 「面白い・・・」

■夏休み目前という時期になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。今回は、だれでもが取り組む「自由研究」がテーマです。
 記事には、葉脈の写真が掲載されており、以下のような文章があります。

「葉っぱは同じように見えても、葉脈は人間の指紋のようにそれぞれ異なる。同じ木でも、大きい葉や小さい葉を見比べると面白いですよ」

 とのことでした。何と、葉っぱに光を当て、デジタルカメラで撮影するというのです。面白い手法だと思えました。

■記事にはなかったのですが、これは私からの情報です。
1)デジカメでなくんして、スキャナーでとるという方法です。これは、スキャナーで、葉っぱや昆虫をとられて本として出版されている林氏の手法です。これだと、葉脈が光りを当てなくても、しっかりと写し出されますよ!
 昆虫の場合は、養老氏(元東大教授の昆虫マニア)のアイデアだったか、情報通の山根氏のアイデアだったか、どちらかと思うのですが、消しゴム4個で、ガラス上に枠を作り、その中に昆虫をいれて、スキャンするという手法です。

2)フラクタル理論です。つまり、木の根の張り方が、幹や茎、葉の状態と比例するという理屈です。そういう見方をしてみるのも、植物を見る目につながるかなと思います。20年くらい前にはやった「複雑思考」というものです。

■これから、各紙では、このような夏休み特集が掲載されると思うので、子どもたちにヒントとして紹介していきたいものです。