■朝日新聞 2015年5月6日(水) 「はなちゃん・・・」

■これはいいですね。涙が出ます。要約すると、主役はなの母親は、はなが5歳の時(33)、乳がんが肺や肝臓に転移して他界。母親は「食が命を作る」とブログを書き続け、娘のはなに「きちんと食事をとること、自分の食べるものは自分でつくること。」と、味噌汁のレシピを残す。それをはなちゃんは今も実践して、父親に出しているという内容です。

■題名は「ママとの約束」です。5歳での別離、ほとんど記憶も残っていない年頃に、母親の伝言をずっと守っているという健気な生き方に、小学生ならずとも、感化されます。
 この作品は、映画に、絵本に、となるそうで、凄いなーと思ったことでした。今、はなさんは中学生だそうです。これからどんな大人に育たれるのか、楽しみですね。

■道徳の副読本(日本標準)に載ったということで紹介されていましたが、こうやって、全ての作品に裏話があると、もっと授業にのめり込めそうです。こんな解説本というか、そんなものがあると、授業ももっと伝えられると感じずにはおられませんでした。