「避難勧告前 土石流一気」（朝日新聞）

■朝日新聞　2014年7月11日（金）　「避難勧告・・・」

■リードが意味深ですね。こうあります。
「白い雨が降ると蛇抜けが起こる」　このような言い伝えがあり、蛇抜けの石碑もあるそうです。ぜひ、この石碑を見てみたいものだと思えました。白い雨とは、豪雨ということでしょうか。
　土石流＝樹抜けとは、よく表現したものだと思います。2年前に起きた、熊本の水害も、例えば市内では、「龍田」というところで、白川の大氾濫があったのですが、これまた「龍」ですよね。白川が蛇の如く、カーブして流れております。熊本城を守るための清正の改築なのでしょうか？

■この南木曾一帯は、私も行ったことがあるのですが、扇状地が多いようです。紙面には登場していませんが、扇状地＝伏流水です。これが「限界」に達したということなのでしょうかね？　テレビで報道されたビデオ映像も凄いものがありますよね。

■一日も早い復興を祈るのみです。想定外というのは、いつも起こること、そのためにも、「防災」に力を入れることが必要なのでしょう。そういう意味からしても、冒頭の言葉は意味深です。