■熊本日日新聞 2013年10月5日(土) 「しごと・・・」

■毎週土曜日は、「くまTOMO」という子ども専用記事が4ページにわたって掲載されてきます。今回で特筆すべきは、「七つ道具」の特集が始まったということです。
 第1回は、農業でした。特に脱穀機、これなど、私の通勤道路にも放置されているのがあって、とても親近感がありましたね。というのも、農道というか、川沿いを自転車通勤しているので、いつも目にしているものだったからです。今は、流石に、時間が経ったのか、いつの間にか、無くなっていました。

■この道具、これが実は、指導要領のいう、社会科の目標へとつながっていきます。つまり、「人々の工夫」につながります。なぜなら、人間はよりよい生活のために、道具を工夫してきたからに他ならないからです。ですから、農業だろうが、工業だろうが、「道具」に焦点をあてていくと、授業作りが見えてくるかと思います。

■そういう意味では、これはとてもいい特集になると思うし、子どもたちにはもちろん、教師サイドでもこのコーナーは注目していく必要があるかと思えます。
 ところで、教師の七つ道具って、何なのでしょうかね? どんな工夫をするため、どんな道具を我々は持っているのでしょうか。