■熊本日日新聞 2013年8月13日(火) 「爆弾テロ・・・」

■イラク各地で、車爆弾やら自爆テロなどで、少なくとも78人が死亡し、230人以上が負傷したということです。簡単に「負傷」といいますが、足を切断されたり(爆弾で)、もうそれはそれはという状況ではないでしょうか(ボストンのマラソンでのテロ事件でも多くの方が足をなくされておりました。週刊誌に掲載されておりました)。これがシーア派を狙った攻撃ということで、アルカイダが犯行声明を寄せたと書いてありました。対立の根深さというのが読み取れますよね。

■私はトルコに行ってきたのですが、トルコでは連日、テレビ報道で、こんな事件を報道しておりました。日本ではそうは多くないですよね。この辺がお国事情の違いでしょうね。トルコは、イラン・イラク・シリア等々に囲まれていて、やっぱり周辺国の問題が気になるのでしょうね。だから、こんな小さい新聞記事に眼を向けていきたいものです

■しかも、この記事の特徴は、「カイロ共同」とあり、共同通信のカイロ支局の方が配信しているのですが、本文から「ロイター通信によると」(アメリカ)、「フランス公共ラジオによると」、「国連などによると」、という引用先が示してあるので、ひょっとしたら、取材に行っていないの「かも」しれません。

■この関係は、国内でもあてはまりますね。例えば、熊本での小さな記事は全国紙には載らないけど、地元にとっては重要というのがあるのだと思えます。だから、地元新聞が必要ですよね。この辺が難しいところですよね。