ザ・日刊NIE
■産経新聞  2012年9月1日(土) 「ウナギの海に潜れ」(寒蛙と六鼠)



■この連載が何とも言えません。「かんがえるとむちゅう」と読むのだそうです。それはさておき、この記事は、小学4年国語科(光村図書)のウナギの説明文で生かせます。なぜなら、次のような文章が登場するからです。


「場所は、グアム島に近い西マリアナ海嶺と呼ばれる海底山脈だ。」

「ウナギの産卵は、この海域で4月から8月の新月の夜に行われることが判明している。」

「グアム島の西の海で生まれた仔魚は黒潮に乗って北上し、台湾や日本、中国の沿岸にたどり着く。」



■ね、これって、国語の教科書とすごくリンクしていますよ。私なら、こう問います。

「この記事の中から、教科書と同じことが書いてあるところを探して、線を引きなさい。」とね。



■教科書と世の中をリンクさせることが重要だと考えます。その意味でも、新聞は大事です。