先日、まるひろ某店に寄った時に、ファミリーレストランでランチを食べた。カタ焼きそば(広東揚げ麺)に加え、前回はセットメニューを頼んだことから注文しなかったクリームソーダを満面の笑みで注文した。
 
 まずはカタ焼きそばが到着。まずはパリパリ部分の食感を楽しむ。嬉しいことにお皿の脇にはからしがたっぷり!からしをつけ過ぎて苦しむのもまた一興である。具とともにパリパリを心ゆくまで楽しんだら、あとは味がしみ込んで柔らかくなった焼きそばを味わう。いい味だ。混ぜて隠れてしまったからしの刺激がたまに加わるのもいい。
 
 カタ焼きそばを食べ終えると同時にクリームソーダが到着。クリームソーダは、私にとってのまるひろファミリーレストラン看板メニューである。
 
 飯能駅前にあったまるひろ。小さい頃、母に連れて行ってもらって屋上の遊園地で遊び、レストランで食事。大体ラーメン。最後はクリームソーダがお決まり。大好きだった。
 
 スプーンですくうバニラの味。そしてストローを通してやってくるバニラとソーダが混じった味。この味は店内中に客がたっくさんいて賑わっていたまるひろ飯能店の店内風景とセットの記憶だ。レストランの日が差し込んで明るい店内は特に記憶に残っている。
 
 だから私にとってはどんな名店のクリームソーダよりまるひろのクリームソーダが一番だ。まるひろのレストランは私にとってはブランドそのもの。もし今回、今はもうない昔の飯能店でクリームソーダを飲めたとしたら本当に言うことはなかった。飯能駅前のあそこにはやっぱりまるひろが欲しい。
 
 飲み終えてしまうのが惜しかったクリームソーダ。昔の飯能店にいるものと思いながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。