咲ちゃん率いる雪組「ALL BY MYSELF」大阪NHKホール公演初日、観てきました
咲ちゃん、待ってましたー!
野口先生だし、Mr.ブルームだし…これはオデッセイ再びかと思ってたら全然違いました
こういう切り口で来るんだ、と。
さすが、宝塚をこよなく愛する演出家さんというのは「凡人の考えとは違うわ」と改めてわかった次第です(笑)。
初っ端から、あの映像見せられたらもうキャーと言うしかない。これはもう、当時すごく話題にもなったアレです。そして、あのキャッチフレーズがまさかの歌詞になって曲になってるではありませんか。
あとで舞台上で役としてのかせきょー(カイルくん)が話す「今でも寝室の天井に貼っています」は実生活でも本当の事でしょう。
私もこの案内だけはずーっと捨てずに持ってるんですよね(私よりだいぶ咲ちゃん好きの娘も大切に持っている)。
咲ちゃんの下級生時代の可愛いお写真も登場します。
公演は、咲ちゃん扮するミスター・ブルームというスターの軌跡を本にしたい、というブルームおたくの編集者(かせきょー)がブルームと一緒に初舞台から回顧していくという内容。
「ほんものの魔法使い」でディープ・インパクトを残したかせきょーのお役を思い起こさせる出で立ちでいきなり笑わせてくれたかと思ったら(紅子さん出て来たかとも思った)、客席後方から真っ白なロングファーコートを身にまとった咲ちゃんが登場しちゃう不意打ち、真横を通り過ぎてく…
ひゃあカッコ良すぎやろ…と、心の声が出ないわけがない…
副題にカラフル・メモリーとあるのでそれぞれの時期を色に例えての展開となっていきます。
はいちゃんも客席下手から登場です、きゃー
楽屋着や舞台衣装(舞台裏シーンで咲ちゃんがこれまで着てきた舞台衣装の数々がラックに吊るされてるというファンサ満点の仕掛けもある)、それがジャージであろうとシックな色の難しい着こなしが要求されるロングコートであろうとまあ、もう、似合う、似合う
懐かしすぎる初舞台のラインダンス(蛍光色の衣装が懐かしすぎる)やお芝居「シークレット・ハンター」の主題歌(この前のコンサートでれーこさまも歌った😍)から、バウやドラマシティ主演作品、1幕最後の、誰もがやっぱり、もう一度願いが叶うなら見たかった海の見える街、そしてトップ時代の曲(シティハンターもテンション上がる)、ただのメドレーじゃなくてちゃんとその作品を思い出させてくれるし、もう、斎藤一が出て来た時の高揚感たるや(れーこさまの蒼紫と同じくらいテンション上がる⤴️)、もちろん隣の娘も客席も歓声もんですよ✨✨
雪祭男子にめちゃくちゃ楽しそうに咲ちゃんが入ってたのもいいんですよねー
野口先生、ファン心理わかりすぎてるくらいの咲ちゃんへの愛、ていうか、先生がもっかい観たかったんだろうな、ほんで初っ端のあの映像も絶対咲ちゃんのラストの何かは自分が演出して絶対入れ込みたかったんだろうなと。
かせきょー、大好きな咲ちゃんと舞台上で過ごせるすっごく幸せなポジション。
手の届かない大ファンだった頃の自分からは想像つかない事をさせてもらっていて、そんな気持ち思うだけで感慨深い
でも決して嬉しいだけでは出来ないお役、これまですごく努力を重ねてやってきて掴んだ今の“宝塚歌劇団雪組生・華世 京”だからこそ、この咲ちゃんのラスト・リサイタルのこの役を十二分に発揮出来るんだと感じます
(咲ちゃんも“努力の天才”、と表現されてたけど、「ちえちゃん(柚希礼音)もなんですよーー」と心の中で叫んでた私)
。
2人で踊るところ、新たな道へと去っていく咲ちゃんを、自身も反対方向へと後ずさりしながら見つめている表情もたまりません。
一回観た感想として、咲ちゃんの占める割合はもちろんとして、かせきょーの咲ちゃんとのシーンもすごく多くて(かせきょー好きの私としては嬉しいのだけど)次代はもうかせきょーを見据えてるなとひしひしと感じました(あがちん頑張れ)(もちろん本公演でもその片鱗は感じてはいますが今回更にという意味で)。
すわっちや、あいみちゃんにつーちゃんの95期コンビにも見せ場はあるものの(夢介とか)もう少し場面あってもよかったかなぁと思う中、私ははいちゃんが丸々一曲もらってたのがすごく嬉しかったです💕
はいちゃんはすわっちと共に咲ちゃんとピラミッドで踊ったりするポジだからめちゃくちゃ嬉しい。
「え、この曲めっちゃ懐かしいしめっちゃ馴染みあるけど、ん??咲ちゃん?!、雪組?!!」と違和感を感じてたら、そっか💡、咲ちゃん、さえちゃん(彩輝なお)の大ファンでしたね(私はこの🎵カリビアン・ナイト〜タカラヅカ絢爛〜は当時星組ファンだったので星組の曲として馴染みありすぎなのです)、と昨日初めてナウオンを見て気づく…。
日替わりのカイルくんの妄想(=ファンの妄想)コーナー、大阪初日はガイズ&ドールズからLUCK BE A LADYでした。
アウトローの世界も演じてきた咲ちゃんのスカイもきっと素敵だったろうな。
ペンライトもマフラータオル(咲ちゃんのマフラータオルの巻き方オシャレすぎ)もフラッグも全部使うシーンあります。
Tシャツは舞台上でお稽古着として着用されてたのも斬新でした。
咲ちゃんは終演後のご挨拶で「みなさんこのゴールデンウィーク何されてましたか私は雪組全国ツアーとバウ公演観て来ましたよ」と嬉しそうに報告、そして
「このゴールデンウィークにALL BY MYSELFを観にくるのを選んでくださってありがとう」と言ってました。
ハッキリ言って雪担&月担(そういや今回のリサイタルグッズ雪カラーと月カラーやん)にはこのGWかなりツライ日程となっております
月と雪、重ねるのやめてくれーーーー
あと、明日あさってと観て、本日はこれからあーさマチソワ行ってきます
(れーこさまと柚乃くんちょっとだけお休み)
《追記:アップした写真の薔薇》
プロローグで咲ちゃんがたったの4人だけに赤い🌹を配るのですが、…まさに、友達がもらってる瞬間を少し遠目に見ておりまして…、「えー、もらえる人めっちゃいいな」「めっちゃ羨ましい」と母娘で思わずこぼれた心の声(小声です笑)、きっと聞こえたのでしょう、幕間に友達が娘にくれました
終演後、薔薇🌹持って客席あとにした娘、たくさんの人に“おめでとうございます”“写真撮らせてください”と声かけられてました(笑)。
…苦笑いする私たちでしたが、友人に大感謝でした。
あーーー、にしても、どこ行ってもそらくんが、いないよーーーーーーー