先日行って来た原田さん指揮、清塚さんピアノの大フィルのコンサート、もぅ、もぅ、大っ感動でした
演奏中、何度涙が溢れたことでしょう…
♪原田慶太楼×清塚信也×大フィル
・ラフマニノフ〜ピアノ協奏曲第2番
・チャイコフスキー交響曲第5番
清塚さんのラフマニノフのピアコン、そして原田さんのチャイコ5番、もうこのコンサートが発表になった時から楽しみでなりませんでした
期待以上、想像以上で…
清塚さんの登場からのパフォーマンス力とスターオーラ、それに伴う清塚さんの奏でる音楽の素晴らしさ、オーバーアクションな弾き方も全て音の余韻や空気を表すためのものであり、
それなのに冒頭部分の低音の左手のなんとゆるやかで優しくてそれでいて煌めきのある音…
原田さんとの魂のぶつかりあい…
1楽章が特にすごかった…
まるでスクラムを組んでるかのような信頼感と熱い血潮の吹き溜まりが爆発するかのような、すごい身体と身体の会話と解き放たれる音との一体感が、もう鳥肌ものでなんて幸せな空間にいま居合わせてるのだろうと感動感激がハンパなかったです…
清塚さん、右手ももちろん、両手のバランスももちろんだけど左手の音色にすごくドラマがあるんですよね。
ホルンがガンとボルテージを上げてきた時の、清塚さんのピアノ弾きながらのおおっ‼️という、キタキタというワクワク感溢れる返しのお顔、
フルートやクラとのフェイスコンタクトも楽しめたし
演奏終了後の原田さんとのガシーーッ!!と熱いハグ、は客席もまさにこのお2人としてるかのような錯覚にもとらわれました。
清塚さんアンコールは卒業シーズンなのでと「春よこい」のロングバージョン、
最後のアレンジっぷりが、もう大曲でした。
チャイコの5番は色んな指揮者とオケで聴いてきたし感動したものもあったけど…
あぁさいっこうにトロンボーンカッコよかった、ホルンSoloもよかった、管楽器を好き放題(笑)演奏させる原田さん、旦那曰く第一ヴァイオリンを目で牽制する原田さん、こう来るだろうと想像と期待に膨らます響き以上の演奏、
最終楽章、ラストのジャジャジャジャンっのテンポ感なんて、なんて空気の流れに沿った自然でそれでいて感動を解き放つ音のはじき様だった事でしょうか
(チャイコの5番の終わり方って様々で、思いが重すぎて(笑)やたらとタメる指揮者もいれば早すぎる指揮者もいて、いつもどうなるのか気になります、終わりよければ全てよし、でこの最後が残念だったらそれまでの演奏も吹っ飛んじゃうくらい重要、それはお互いこの曲が昔から好きな旦那も同じ意見で長い間同じようにあーだこーだ言ってきましたそれが今では娘も影響受けちゃってウルサい)
チャイコ終わったあとのアンコールは同じくチャイコの弦楽セレナーデ第二楽章、これがまたなんと遊び心のある指揮で笑ってしまいました(ミィバレエスタジオに縁のある人は表彰式の音楽なのでついつい○○回表彰の声が聴こえてくる錯覚笑)。
原田さんの指揮する音楽は聴衆もなぜか踊ってしまう現象。旦那はピアコンで、お隣の老夫婦もチャイコですごく楽しそうに身体中でカウント取ってはりました。
いや、取るよね、私もついつい大好きすぎる音楽はいつも取っちゃう。そういう人が会場にすごく多くなる現象が生じてました。
物心ついた時からこの2曲は特に聴かされていた(笑)娘もめちゃくちゃ今回のコンサート行きたがってたのに仕事で行けず…
ほんと娘来てたらずーっと泣いてたかも(笑)
全てにおいてこんなに感動したコンサートは初めてかもしれません。
ライヴ盤出してほしい
シンフォニー・ホール来たら終演後は、お決まりのカフェにかなり足早に向かいます。
今回もギリギリセーフ、あとからのお客さんは皆さん満席でとアウトに
いつもはアインシュペナーなのですが、この日はダークと、“しなもんとーすと”を旦那と半分ずつに。ここの生クリームはほんとに、美味しいです。
商品券があるから晩御飯食べるなら商品券使えるとこ❗️と言われ、ここぞとばかりに難波高島屋のレストラン街にある、BISTRO KARATOへ
1時間飲み放題(1,500円❣️)にして、スパークリングと白ワイン、赤ワイン、カンパリオレンジを。