1週間経ちましたが…
(この間にまこっちゃんやヒーローが雪組、瀬央っち出演ハイローを観てえらい盛り上がりだったようで話題沸騰でしたね)
大劇場星組公演『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)&VIOLETOPIA』、先週日曜日に千秋楽を終え、まこっちゃん率いる星組公演が初日から全日程完走を果たしました。
まこっちゃんが元気そうでほんとよかったです。
初日からどんどんヒートアップして、ナートゥ・ダンスはどうなっていく事やらと思っていましたが、もうほんと連日すごい盛り上がりで最後のシーンまでボルテージは最高潮のまま終わり、もうこの舞台を大劇場で観ることが出来ないのかと思うと寂しいーーーーと思いました
いやはや、こんな渾身すぎる舞台、いつまでも続けられるものではありません
ナートゥ・ダンスが終わりビームが倒れ込み足をさすりながらラーマに「どうしてこんなになるまで踊ったんだ」と聞かれビームが「兄貴に挑発されて」と答えるシーン、一度だけ「客席も煽るから」と付け加え客席更に拍手大喝采だった事がありました、後にも先にもこの日だけだったようですが
まこっちゃんの全身全霊の舞台、
誰もが虜になるカッコよさのありちゃんラーマ、
2人の立ち居振る舞い、大地から湧き上がるほと走る力強さとそれぞれのナンバーに何度震えた事でしょう。
そして星組生の力強いビートとコーラス、
それぞれの生徒さんがそれぞれのお役どころでほんとにしっかりと息づいていて、
ほのかちゃんの♪威風堂々のオブリガートの歌
(もはやアリア)もいつ聴いても素晴らしかった
さりおくんの嫌味な奴っぷりも最高
みきちぐさんと優奈ちゃんの歌もよかったなぁ
しかしもえかちゃん(鳳真斗愛)の
お役の間抜けなこと…
ライフルのストッパーにロックがかかっている事、
2度もわからないとは…
(見落としじゃなくそもそも分かってない)
あのもえかちゃんが演るからオモロい
閲覧したIDを落としてイギリス側としては
怪しい人物を取り逃す事になってしまったのに
まだボーっとしてるれみちゃん(羽玲有華)
演じる警察官と言い
何気に間抜けな人がイギリス側には多い
「脚本×音楽×出演者×演出」が見事にマッチした熱い星組にピッタリの公演で間違いなく後世に残る作品となりました(なのにこのあとの発表された演目は、どうよ。好きですよ、「記憶にございません」自体は。面白かったですよ。だけどアレをこのタイミングでまこっちゃんの星組で演るのですか…ビームでファンになった人たちにはいささかお気の毒かもしれません…まあこれで退団はないと思うのでそれはよかったです)。
この公演で退団する、マイケルくん、ぴーすけ、ひなちゃん、ゆらんらんのご挨拶もとても印象的でした。
ゆらんらん、黒っぽいブーケに込められた想い。
ひなちゃんは可愛かった。
ぴーすけは美しかった。
マイケルくんはカッコよかった。
マイケルくん。アンナ・カレーニナであんなに可愛らしい少年役を演っていた人が一作一作、ある時はひょうきんな人物、ある時は言葉に出さずとも何か一物持っている人物だったりある時はひたすら優しい人物だったり渋いお役どころを見事に演じるようになられて星組には、いや今の宝塚にはほんとに貴重な人だったと思うだけに退団が残念でなりません(ちえちゃん時代の生徒さん達がどんどん退団されていき寂しいです。小柄だけど 柚希礼音ismをずっと感じていた生徒さんでした)。お花渡しは紫門さん。
星組子達関係者ファンへの思いと本日旅立つ宝塚大劇場にあの日の私に夢をくれてありがとうと言いたいと。エンターテイメントの真髄は明日へと進むエネルギーを届ける事、今も宝塚を求めてくれるお客様に後悔させない時をお届けするために人柄と腕前を磨き東京公演も精進してまいりたいと、そう述べたマイケルくん、本当にかっこいい立派なご挨拶でした、さすがでした。
4人がいま公式の場を借りて言える最大の思いをそれぞれの言葉で語り、客席はそれにさらに応える拍手で返す。
ほんとの宝塚ファンはみんなわかってます。
熱い舞台をありがとう‼️
東京公演も、燃えろ〜、星組〜‼️
追記:カテコ最後幕前に出てきたまこっちゃんは今までで一番カニさん歩きでした。