日が経ってしまいました、先日の東京観劇の中に、しーらんが退団してから初めての舞台「ホテルモントブランク」もありました爆笑


勝野洋さんの古希記念舞台公演で、原案が奥様のキャシー中島さん(ロビーにいらしてました)、脚本・演出が娘さんの勝野雅奈恵さんでした。

ノスタルジックな香りのする、休憩挟んで3時間のお芝居、あまりにも強烈な個性の登場人物たちに寝不足も吹っ飛ぶ舞台でした。

ミュージカルや宝塚が好きなのでストレートプレイは余程のことがない限り観ることがないので、ストレートプレイの舞台俳優さんをあまり知りません。

今回もしーらん、勝野洋さん、尾藤イサオさんはともかく、女優さんたちを全く存じあげなくて…

いやぁ、ほんっと皆さん個性的ですごく楽しませていただきました。



伶美うららちゃん似の斎藤はるかさんは美人天才シェフの役なんだけどとにかく口が悪くて物怖じしない女性を演じてました。ファンになっちゃうくらい、とっても美人なのに声に張りがありドスも効いてて演技もスカっとする、ほんと、声がいいんですよねー。

上島尚子さんは何とも言えない味のある謎めかしい色んなところでこのお芝居のターニングポイントを握っている役で、色気もあるし謎、謎、謎、な雰囲気をとにかく出してらして、この役の今までの生き様というか歴史をすごく知りたくなってしまいました。

ちひろさん、はお色気出してくるけどサバサバしているバーテンダー(笑)。まあとにかく面白かった…結構この人で笑わせてもらいました(笑)。

DVも盛り込んでるからすごく緊迫したシーンもあり、これまた昨今の色んな事件を彷彿とさせてしまいましたが…

勝野洋さんのウクレレと歌にも癒されました。
ダンディな、お洒落な人ですね、改めて思いました。

尾藤イサオさんの包み込む穏やかな演技もすごく良くて…

肝心のしーらん照れハート
すんごいキャリアウーマンで、亡き父親のホテルを継いだはいいけどそれを他人に売ろうとしている、というところから始まるお役。

冒頭の、椅子に座ってぼんやり灯がついた時の何とも言えない目に涙を溜めて悔しそうな表情には、何があったか一切知らないけどこの人にはただならぬ悔しい事があったんだと感じ取れ、なんだかこちらまで泣けてしまうほどでした。

さすが役作りにはリアリティあります。

白のドレスでバルコニーに登場した時は息を呑む美しさラブラブラブキラキラキラキラキラキラ
ほんと、綺麗…

退団してからのインスタがなんだかあまりにも女子力向上っ!!って感じがしすぎて…たのですが、この役のためにそういうのがあったのかと思えるほどでした。

カッコいい女性なんだけど、ちゃんと女性としての身だしなみや自分を女性として輝いて綺麗に見せるという事を知っている、という役で、まさにぴっりでした爆笑ハートハート

しーらん、これからも舞台してくれないかなぁ。
やっぱり私は舞台に立ってる方が好き爆笑!