11月27日(月)

腫瘍内科医Pが放射線治療説明のためのアポを

取ってくれていたので仕事を中抜けして行って

きました。

 

ドクターPからは最近別棟に建てられた最新の

設備が整ってる放射線科だよ、とは聞いていた

けれど、本当にキレイで、受付で写真を撮り

番号がついたカードをもらい「治療が終わるまで

の間は来た時と帰る時にこのカードを画面の下に

あるカードリーダーにかざしてね」と言われ、

ここだけ最新で完全にアポ制なのかな?

閑散としている空間でしたOK

 

さて、待たされることなく、すぐにエジプト系?

なネイティヴじゃない担当医に呼ばれて説明を

受けたけれど、またまた考えられる副反応等を

聞かされ、もう適当に聞き流しちゃってたしキョロキョロ

 

放射線は上からではなくサイドから照射するため、

特に左胸は心臓に近いことから照射面積が広く

なってしまう。呼吸で肺を膨らませることにより

心臓が押され心臓への照射率が軽減される。

まずは呼吸法のオリエンテーションを受けるようにと。

 

アポが翌日になったので、再び中抜けして呼吸法の

オリエンテーションに行ってきました。

まずはあらかじめどんな練習をするのか口頭で

説明を受けて実際に上半身裸になり、機械に寝て

呼吸練習。

 

これがね〜簡単なようで簡単じゃないのよね。

呼吸はヨガでも慣れてるかと思ったけれど、

意外にも肺を膨らませるにはかなり呼吸を入れて、

20〜30秒息を止めていないといけなくて、

目の前に呼吸の度合いがわかるモニターで呼吸バー

がグリーンのボックスの中央からはみ出さないよう

呼吸を止めてないといけないのは、難易度高し。

 

両腕をあげっぱなしで肩の力を抜いて〜と

力を抜いてるつもりでも呼吸を止めてると肩が

上がっちゃったりして、これも至難の技。

回数を重ねることで上手くできるようになると

言われたけれど、まぁ土日以外は毎日15回通うと

なると、そりゃ上手くなるわな。

 

次回は12月4日のCT。

その際マーキングをするのですが、なんと!

油性ペンを選択できるのかと思ったらタトゥー

らしいですよガーン小さい点だけとは言っていた

けれど、ドクターからも説明がなかったしなガーン

 

放射線治療本番は12月14日から。

年内に終わって欲しかったけれど、残念ながら

年を超えての終了になりますねえーん

 

家族揃って数日遅れてのBDディナーの巻

退院してから早いもので3週間が過ぎているぅ💦

このブログを読んでくれる遠くに住む友達からは「その後大丈夫?」

との連絡をもらったりしましたが、はい、元気です。

 

11月3日(金)に退院してから、前開きスポーツブラのおかげで

痛みもほぼなく、翌週月曜日はホームオフィスで仕事をし、

火曜日から普通に出勤して、同僚に「乳がんの手術してるのに

もう出勤してるなんてあり得ない!」と言われたりしながらも

毎日普通に出勤しております。

(スポーツブラは数日前からつけなくてもOKになりました)

 

11月9日(木)には、大親友Kドクターのオフィスで術後の

傷跡を見てもらい、シャワー用のシールも剥がしてシャワーを

浴びても良いお許しをもらい、傷跡にも大満足と言われたれど、

病理結果には時間がかかっていてまだ報告できないと言われ。

翌週木曜日に糸をピ〜っと抜く抜糸、傷口に貼ってあった

テープも取れました。ヨガもそろそろ、でも来週あたりまで

待った方がいいかも?くれぐれも無理は禁物と念を押されました。

手術からまもなく2週間経過も病理結果はまだ出ておらずびっくり

 

すると翌日11月17日(金)の午前中にKから病理結果が出たと

電話がありました。結果はリンパ節には転移なし、手術で切除した

5mm弱のガンはやはり100%ホルモン受容体、HER陰性で

生検の結果と同じ。抗がん剤治療によりガンは弱体化したものの

完全奏効ではないので、ステージIAな結果。でもKはこの結果に

かなり満足しており、良い結果であると言われました。

 

病理結果が出たので、再び腫瘍内科ドクターPへのアポを入れて

11月20日(月)の退勤後ドクターPのオフィスへ。

ドクターPにも良い結果であると言われ、次なる放射線治療の話と

抗ホルモン剤の処方書を渡され、放射線治療を開始のためのアポが

取れたら連絡をしてくれると言われ、3ヶ月後にドクターPのアポを

入れつつ、抗ホルモン剤での副作用がひどい様であればいつでも

連絡してほしいと言われてその日は終了。

 

さて、抗ホルモン剤。

ドクターPは「ケモよりかなり楽、更年期のような症状が出ると

思うけど、人によってはまったく出ない人もいる。副作用が

ひどい様であれば薬を変えることもできるので、すぐに連絡を」と

言われていましたが、今回処方されたのはレトロゾール。

私の場合、36歳で子宮卵巣全摘手術を受けているので閉経後と

同様にみなされ、レトロゾールのみ。

乳がんと診断される今年の5月まではエストロゲンを

飲み続けてきたけれど、これからはエストロゲンを抑える薬を飲み

真逆のことをすることになるワケでショボーン

 

説明書を読むと、ありとあらゆるものすごい数の副作用例が

記載されており、読むだけでウツになりそうな勢いガーン

ガンのエサになりうるエストロゲンを抑えないといけないので

そうも言ってられず、誕生日を機に飲み始めたよん。

 

さて、副作用はいつどんな形で出てくるんでしょうか?キョロキョロ

 

いつかの森

筋力を戻すべく天気が良い週末はガシガシ歩くようにしております

 

 

 

 

同日に良性のシコリ切除で手術を受けたルームメイト

他3人は術後の夜痛み止めの点滴を受けていたなか

唯一ドレナージもなく、痛み止めも必要なく快適な夜?

いや睡眠が取れたらさらに快適だけど、痛みがない夜を

過ごせたのは本当にありがたいことですニヤリ

 

ただせっかく解消された便秘が再びショボーン

 

回診の際、リハビリや心理療法が必要か?聞かれたけれど、

どちらも必要ないと答えて、ホルモン治療が開始すると

リハは必要だったかな?でも3週間リハに行くのはイヤだしな〜

仕事もしてるし。と思いつつ、リハの件は少し考えよう。

 

術後しばらく固定するための前開きスポーツブラも病院か

医者の証明があれば健康保険が20%負担してくれるので

その証明も出してもらいました。

 

同日に入院・手術を受けたルームメイト3人も術後翌日退院。

書類がそろうまで一番早かったのは手術の順番とほぼ同じで

2番手だったけれど、大親友執刀医Kが迎えにきてくれることに

なっていたので、待っていたら結局一番最後に退院することに。

 

帰りの車の中でルームメイトの話や今後のことをいろいろ話し

尿がブルーレットな話をしたら正しくは造影剤ではなく

リンパ節に転移をしているか確かめるためのセンチネル

リンパ節生検で注入された色素でした。

それにしてもいつまでも尿がブルーレットで強烈でした。

 

退院後の夜は自宅のベッドで痛みもなくグッスリ眠れました。

 

回診の際にこんな枕?クッションをいただきましたプレゼント

 

 

案の定細切れ睡眠&バッチリ早朝起床。
本日手術1番手のルームメイトウインクが先に準備。

 

看護士さんからは術前マーキングのお迎えは

7:45頃と知らされる。

 

執刀医の大親友Kも朝病室に顔を出してくれて

気分は良好グッ手術に対してまったく不安がない

ことを自分でも再確認した瞬間だった。

 

シャワーを浴びて看護士さんから渡された

後ろ開き病院着に着替えて血栓防止用タイツを

履いてお迎えを待つ。

 

ほぼ時間通りにマーキングのお迎えが来て、

病室のマイベッドごと移動。

ルームメイトや看護士さんからも頑張って〜!

と声をかけられて病室を去る。

 

マーキングは生検の時にようにエコーを

見ながら麻酔をしてのマーキング。

少しチクっとしたけれど、それほど痛みもなく

終了。

 

そこからまたお迎えが来てベッドごとオペ室へ〜

すべて寝たきりでことが済むシステム凝視

 

麻酔チームのスタッフもみんな親切でサクサクと

オペ室に運ばれて大親友Kも登場〜

酸素マスクを当てられて落ちる瞬間がじつは

大好きだったりするよだれ

 

気がついたらリカバリールームで

「手術無事に終わりましたよ〜気分は?」

とスタッフに声をかけられて目が覚める。

この瞬間も好きよだれ

 

麻酔科チームには事前に気持ち悪くならない

ように、それから悪寒もしないようにと

伝えておいたので、気分も良好グッ

途中少し痛みを感じたので痛み止めを入れて

もらったくらい。

 

手術は多分1時間弱、リカバリールームには

2時間くらいいたのかな?

病室に戻ったのはお昼を回ってました。

 

しばらくしてトイレやドリンクも歩いて取りに

行ったし、これ明日には退院できるな、と

感じてます。

 

痛みの方も今のところほとんどないので

痛み止めもなくても大丈夫そう。

まぁ夜はどうなるかだけど、看護士さんには

いつでも声をかけられる状態なので安心です。

 

ちなみにリンパ節に転移は見られず、左胸も

温存されてコルセットみたいのでガチガチに

固定されています。

 

術後の痛みよりもガチガチなので脇のあたりが

痛む感じかな。

 

詳しい結果は2〜3週間後、

良い結果であることを祈るばかりです🙏🏻

 

そして最初にトイレに行ってビックリしたのは

尿がブルーレットみたいな色で、あれ?病院に

こんなブルーの水が出るトイレなかったよな?

もしや自分?いや自分の尿だよ笑い泣きと思って

看護士さんに聞いたら術中に入れた造影剤

だそうです。

 

顔も薄ら水色につき水を飲んでドンドン外に

出さないとね💦

 

 

選んだランチメニューが変更になってラザニアだったけど
半分ちゃっかり食べました〜

 

 

 

 

世の中はハロウィーンですが、11月1日は
こちらは万聖節、日本でいうお盆のような
祝日㊗️でお墓参りに行って先祖を供養
する日です。

いよいよ今日は入院する日だけれど、
14時に来てくださいと言われていたので
入院したらまたしばらく歩かなくなるな、
と思い、森に8km弱歩きに行きました。

小旅行で体力をつけて来たおかげで
ガシガシ歩いて来れましたグラサン

 

病院には予定通り14時前に到着。

今日は説明を受けて明日の手術に備える感じ。

いや暇だ真顔iPadを抱えて動画見たりして

リラックス。

 

明日に備えて点滴用針はうまく入ったものの

血液が漏れて布団が血まみれにびっくり

 

6人部屋で今夜は独り?

と思ったら続々と他に3人が入院して来ました。

 

夕食は5時、明日の術後まで食べられないけど

明日の手術の順番は2番手なのでお昼は

食べられる?←激マズとは分かりつつも

この食欲はなに?

 

明日の起床は5:30。

家にいる時もこの時間には目が覚めるので

慣れてはいるものの病院の夜は長〜い。

 

向かいのオバさんのイビキがうるさいので

耳栓とアイマスクを持ってくれば良かったと後悔。

 

まぁ痛みや問題がなければ手術の翌日には

退院予定なので、2泊寝不足でも許容範囲OK

 

 

入院当日の夕食

ベジタリアンとか糖尿病用とか選べるけど

日本の病院食は神です

 

 

 

 

 

乳がんが発覚する前から旦那さんの
旧友たちと計画していた美食の旅、
この国のトスカーナと呼ばれるところへ

3泊4日で出掛けて来ましたリムジン後ろリムジン前

 

ケモも終わり3週目ということもあり

体調も絶好調、ただし顔の皮疹はまだあり

だったけれど、たくさん美味しい物を食べ

3日間トレッキング🥾もして、体力をつけて

きました。周りにはガン患者とは思えない!

と言われましたが、そもそも自分でも患者とは

思ってないの爆笑ガシガシ歩いてきました。

日頃の通勤で足腰を鍛えるべく階段の上り下り

いつも通りに歩くようにしていたせいか

脚の筋力も戻ってきた=太い?感じもします。

 

それとともに体重もやや増加右上矢印

これは嬉しくないガーン

 

美味しい空気を吸って美味しいものを食べて

笑えること、そして戦争のない国に住める

幸せを噛み締めながら時間を過ごしてきました。

 

 

ワインも美味しい場所なのでほぼ毎年来てるかも
 

 

 

 

大親友Kが執刀医の病院での麻酔科医と

外科医との10月24日のアポに肺レントゲン、

血液検査とEKG(心電図)の結果を要持参。

本来なら腫瘍内科医のドクターPのオフィスで

ことが済むはずだったけれど24日直前は学会で

不在ガーン

 

17日、仕事を終えた後に肺レントゲンに行き、

激混みだったけれどギリで受付してもらえて

セーフ泣き笑い

 

血液検査とEKGはホームドクターのところで

してもらうことで解決。

採血は19日の朝出勤前にして23日の午後の

アポ時にホームドクターにオペOKを出して

もらうはずだったけれど、白血球の数値が

ケモ後でも異常に高いのでOKは出せない、

もう一度採血をして25日にオフィスに寄る

ようにとショボーン

 

ということで、とりあえず24日の病院アポには

今ある結果を持参。

麻酔科に先に寄り、アレルギーやこれまで

全麻で問題がなかったか一通り質問を受けた後

外科へ。

 

若いイケメンドクターから重要な質問が!と。

 

書類を見る限り左胸を手術となってるけれど、

なぜかココには右胸と書いてあるんだけど

どちらが正解?と聞かれてかなりビビるガーン

 

所見をその場で訂正してくれたから良いものの、

間違えたままだったら危うく右胸を切られる

ところだったYO!

まぁ執刀医は大親友Kのことだから信頼は

してるけど、二つある臓器や手足がミスで

健康な方を切られたというニュースをよく聞く

からきちんと確認してもらえてよかったキョロキョロ

 

その後大親友Kがいる院内オフィスに行き

麻酔科と外科での出来事を伝えると、

 

「外科から右胸の件は聞いた、自分の方から

聞いておかないといけないことは、温存が

できない場合もあるかもしれない」

 

旦那さんと首を揃えてそれは覚悟してると

伝えました。

 

翌日25日ホームドクターのオフィスに寄り

血液検査の結果も良好、白血球の数値も

下がって来てるので問題ないと。

まぁオペは予定通り行われるのでホーム

ドクターのOKは必要なかったのかもだけど。

顔の皮疹があまり良くならないので

飲み薬を処方してもらいました。

 

明日26日から3泊で術前に備えて体力と

英気を養うべく出かけてキマ〜ス

 

 

完全フュージョン巻
これが意外と美味しい

 

最後のケモから10日以上経っていますが、至って調子は良好グッ

 

ケモ3〜4日目はリモート。

ただケモ後4日目はちょっとボ〜ッと怠い感があったので

出勤しなくて正解OK

 

最後のケモの週末は気晴らしも兼ねて娘のところに一泊して

美味しいものを食べて英気を養ったり。

 

翌週からは普通に出勤して、週末は食べ過ぎるほどたらふく

食べちゃったりアセアセ

 

ただ、やっぱりケモ後3週目の初めは顔に皮疹が出るのよね〜

まぁこれも最後だからと思えば我慢できるけど、やっぱり顔に

出るのはちょっと悲しいかな。

 

それと、頭髪もなんだかしょぼしょぼと生え始めえる感じで。

まつ毛もまだ少し残ってる部分に加えて少し生えてきたかも。

 

苦味や知覚過敏は慣れてきたのかもしれないけれど

それほど辛くはなくなっていますチョキ

 

とりあえず10月24日の手術が行われる病院での麻酔科医と

外科医とのアポに向かい、11月2日の手術に向けて体力をつけますグー

 

ブランチで食べたひよこ豆のハンバーグ

 

なんとなく憂鬱だったけれど、最後のケモだ!と思いながら

ケモ外来に向かう。

 

看護士さん部屋に挨拶をしてマイケモが届いてるか確認したら

既に届いているではないの!いつもなら別部屋で点滴針を刺してもらうけど

今日はケモが届いてることを確認してくれた看護士さんがケモを点滴スタンドに

ぶら下げつつ席に来てくれて、点滴針も挿入〜

 

最後はもう笑っちゃうくらいサクサク行って逆にビックリびっくり

 

オペ用に必要な前回9月19日のケモ前に撮ったマンモCDも

別の看護士さんが届けてくれたし、日本の生命保険に提出するための

書類への病院印もドクターPが忘れずに捺印しに来てくれたし。

 

1時間半くらいですべてが終了したので、その足でホームドクターの

オフィスでオペ用の血液検査とEKG(心電図)の予約も入れて

薬局で注文しておいたNeulastaをピックアップして帰宅。

 

いつもならバタンQだけど、な〜んか元気すぎちゃって

いろいろ片付けたりしちゃったり。ちなみにまだ横になってません。

 

このまま元気な状態がキープできるよう願うばかり〜

 

この光景も最後になることを祈るばかり🙏

 

すこぶる調子も良くて毎日問題なく出勤グッ

ただ3週目恒例の顔に皮疹がえーんしかも今回はかなりひど目で

顎は凸凹しちゃってるしショボーンまぁこれも副作用の一環であれど

やっぱり顔の調子が酷いといくら身体の調子が良くても凹みます。

そしてヨガも定期的に行うように。でもやっぱり筋力が落ちているな〜

と思わざるをえないけど、また復活したら徐々に身体も戻るでしょう。

 

【18日目】

退勤後にケモ前の腫瘍内科ドクターPオフィスへ〜

血液検査の結果も良好なのでヘモグロビンを増やす注射は

今ある2本が終わったら終了。ただし、ビタミンD欠乏してるので

液剤を服用するように言われる。これ子供が赤ちゃんだったころ

服用させてたのだよ。今は義理母が服用してるけど。

そしていよいよ8/8回目、最後のケモは予定通り10月10日(火)に。

 

【19〜20日目】

19日目はワインになる前の発酵(アルコール)ジュース、

シュトゥルム祭りに出かけて来ました。このお祭りに行くのは

超久しぶり。かなりの人出とはいえ、コロナ前より少なかったかも。

 

20日目はSake Weekの最終日だったので、娘が働いていた酒蔵さんも

出店していたので、行ってきました。日本酒啓蒙活動が進んでおり

今後もさらに発展してほしいと思います。

手前味噌だけど、娘が働いていた酒蔵さんのお酒は本当に美味しかったです100点

 

Sake Week の一コマ

当地ではスパークリング日本酒が好まれている模様