品格を競い合ったであろう
かつてのカルトナージュは
今はカタチを変えて
いろんな手法が出回っておりますが
私はこの「フランスの格式を保つカルトナージュ」
を大切にしていきたい
という想いから
生地は高級なものを使用しております
ちゃんと製図を引いて
カットする
これが基本です
時間もかかるし
私もディプロマを取得した今でも
学ぶ事はまだまだあると感じております
それくらい奥が深いのは
歴史の深さとも関係しているのかもしれません
ディプロマ取得まで
すごく時間がかかったけど
今にして思うのは
何でもそうだけど
簡単に得た事って
人は簡単に手放しやすい
けど時間とお金をかけて
取得したものって
知恵とかもそうだけど
必ず自分の身となり
糧となる
苦労したほど
大切に育てて
磨き上げる事が出来る
だから私は
簡単に取れて
安くて
誰でも出来る資格は
本当にオススメできない
それってとっても短期戦
あっという間に枯れてしまう
もっと長期的な視点で見れば
本当に何を選択すべきか
答えはきっとその辺りにあるんじゃないかなと
このごろつくづく思う
長い目でみることってすごく苦しくて
大変だからつい目先を見ちゃうけど
いつか向き合わなきゃ行けないときが
やって来る
カルトナージュに
例えてみたけど
それは全ての事に言えると
私は思う
「簡単」を選ぶ人になると
「簡単」な事しか寄ってこないから
自分にハードルが課せなくなる
そうじゃなくて、
自分にとって
「何が必要か」
そこの選択が人生を変える選択になるんだと
心からそう思います
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