●撮影には万全の体制で
セミナー撮影カメラマン高橋です。
僕がいつもセミナー撮影の時に気を使うのが、「音声の収録」です。
もちろん、DVDの撮影ですから、映像が大事なのですが、それと同じくらい音声は大事です。
で、講師の方には、いつもワイヤレスピンマイクを装着していただきます。
襟元にクリップで止める、小さいマイクですね。
こんな感じです。
このマイクで収録した音声は、無線で、カメラについている「受信機」へ送られ、カメラに録音されます。
そして、カメラの上にも「ガンマイク」と呼ばれるマイクが付いています。
ピンマイクは、講師の口の近くにありますので、これが一番いい音質で収録できます。
DVDには、この音声を使います。
が、万が一の時のために、カメラの「ガンマイク」でも音を収録するんですね。
ワイヤレスマイクは、会場のほかのマイクと混信したりしないとも限りません。
そして、ときどきこんなレコーダーを使って、もう1本、音声を収録しています。
あくまで、予備ですので、まぁ、使うことはまずありません。
旅客機のパイロットは、国際線など長距離の場合、機長と副操縦士で違う食事をとります。
万一、食中毒などが発生した場合、同じメニューだと、二人とも食中毒になってしまうからですね。
さらに念を入れて、食事をとる時間帯をずらすそうです。
2重、3重の安全対策ですね。
それと同じです!(かなりレベルは違いますが。。。。)
が、根が心配性なもので(笑)こんなこともしています。
他にも、音声収録に関しては、いろいろな方法があります。
会議室でなく、大きなホールなどでの撮影では、もっと大がかりです。
ホールでは、専門の「音響さん」がいらっしゃいますので、事前打ち合わせをします。
会議室での収録は、自分でやらなければいけないので、独自に工夫しているんです。
セミナー講師の皆様の「多くの人に伝えたい!」を応援します。
セミナー撮影カメラマン 高橋勝己