●セミナー撮影でスクリーンをキレイに撮影する方法
セミナー撮影カメラマン高橋です。
セミナーでは、パワーポイントなどの資料をプロジェクターで、会場のスクリーンに写して説明する場合があります。
そのスクリーンを撮影する場合、どうやったらキレイになるでしょうか。
まずは、プロジェクターの映像をスクリーンにきれいに写す必要があります。
撮影するものをキレイにしないと、いくらいいカメラなどを使ってもきれいに写りません。
プロジェクター映像をキレイにスクリーンに投影するには、まずプロジェクターが明るいものを選びましょう。
貸し会議室などで開催するばあいは、会場から借りる場合がほとんどですが、たまに、自分のプロジェクターを持ち込む講師の方もいます。
最近の新しいプロジェクターは、かなり明るいので、部屋の照明を消さなくても見えるくらいですね。
次に、スクリーンをいいものを使いましょう。
これは、完全に会場のレンタル品になると思います。
スクリーンは、スタンドを組み立てる自立式のものと、会議室の部屋に装着されている、大きいものがあります。
自立式のものですと、小さいですし、しっかりしていないので、できるだけ大きいスクリーンがついている部屋を選んでくださいね。
先日も自立式の小さいスクリーンで、表面にしわが出てしまい、資料映像が波打ってしまうということがありました(笑
そして、照明です。
当然、照明は消した方がスクリーンは、きれいに見えます。
が、その分講師の顔も真っ暗になってしまいます。
ホールなどは、演台にスポット照明がありますが、貸し会議室だと、そこまで細かく部屋の照明のスイッチが分かれているところは、ほとんどありません。
ですので、どちらを優先するかによります。
そして、スクリーン撮影で注意するポイントは、カメラのシャッター速度です。
シャッター速度の設定によっては、スクリーン映像が赤っぽくなったり、緑っぽくなったりと、時間とともに色味が変化してしまいます。
これは、シャッター速度を変更することによって、目立たなくすることが出来ます。
こういう細かい設定が出来るため、撮影には、業務用カメラが必要なんですね。
ホームビデオでも、設定できる機種もあるかと思いますので、取り説を参考にしてみてくださいね。