砂嵐 四章
眩しいほどの光
なんて美しいんだ
しばらく自分の身体を眺めいた。
その光に照らされて
さっきまでの砂嵐も
無彩色から宝石のように
ひかり輝いていた
涙が止めど無くこぼれ
その涙も光輝いていた
足元は白波が波打つように
光のウェーブが広がっている
自分の身体から翼のように
ひかりが広がっていく
それはそれは、凄まじい早さで
宇宙全体に広がった
ふと見るとその光のウェーブの
上には僕一人では
なかった、その光源が放つ光と
自分の光が混じりあい
一つになる
あっ!そうだったんだ
全て、全てみんなみんな
ひとつなんだ、繋がっているんだ
この感覚、なんて心地いいんだ
ずっとずっと昔から求めていた
ような、かといって
どこか懐かしい記憶の片すみにあった感覚
時間も消えている・・・
地球が見えた。
なんて美しい惑星なんだ
漆黒の中に青く輝く地球
太陽に照らされて
光っているんじゃない
みずから光っているんだ!
それが、よくわかる。
また、涙があふれてきた
地球が涙でぼやけて見える
それと共にだんだん
白く輝き眩しく
フェイドアウトしていった。
ふと、気がつくと
自分の部屋の天井が見えた
つづく