父の入院と、小豆かぼちゃ | おいしい生活

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しばらくブログを休んでいました。


8月12日、実家の父が脳梗塞で入院したのです。


幸い、手足の痺れを感じてすぐに病院へ走ったため、大した後遺症もなく、点滴だけの治療となりましたが、弟から報せを受けたときはさすがにショックを受けました。


父は会社を経営しており(いわゆる社長業)、ほぼ毎日といって良いくらいの『付き合い』という名の飲酒・外食に加え、一日に一箱半というヘビースモーカー。


身長は174cmなのに、体重は98kg。

もちろん、3K。血圧、血糖値、コレステロール、全てが赤信号信号機


今まで大病もせず元気に生きてきたのが奇跡のような人です。


実は、数年前にも社長室を鼻血の海にしたことがあったのですが、当時診察してくださった先生によれば、脳で切れる前に鼻の血管が切れたのでしょうとのことでした


今回が一番重症だったとは言え、来週には退院できる見込みとあれば、本当に幸運な人としか言いようがありません。


ただ、脳梗塞より重症だったのが、血糖値。

約350もあったそうですガーン


眼底出血も微量ながら起こしているとのことで、とりあえず糖尿病に重点を置いた治療方針となりました。


これはひらめき電球

せっかく学んでいるマクロビオティックの知識を活かすべき時です!!


とりあえず信頼のおける人たちに相談し、アドバイスを頂きつつ、自分なりにも大森先生や東城先生の本で調べ、「小豆かぼちゃ」と「どくだみ茶」、それにおやつ用の玄米おにぎりを毎日届けることにしました。


病院で出される食事はもちろんマクロ仕様ではないので、砂糖も使われているようですし、デザートには果物もついています。

内心「ゲッ叫び」と思いつつも、父に余計な拒否反応を示させたくなかったので、それについては何も触れないことにし、ただ「これは薬代わりと思って食べて」とだけ言って持参したものを渡しました。


マクロ味に慣れてない父には甘みも塩気も物足りないであろう小豆かぼちゃ、もしかして食べないかなーと思っていたのですが、意外や意外、これが結構優秀に食べてくれたのです。

時にはかぼちゃだけ拾って食べていたときもありましたが、そうこうするうちに、血糖値がぐんぐん下がり130台にまでなってきたとのこと。

本人も、我慢できずこっそり菓子類を食べてしまった時の血糖値と、余計なものを食べず、私に渡されたものを大人しく(?)食べている時の血糖値のとの歴然たる差には反省を促されずにはいなかったようで。


ただ、哀しいかな130以下にはなかなか下がらないようなので、これは退院後の食養でなんとか頑張ってみたいと思っているところです。


今回の父の病気では、私も学ばせてもらうところが多く、不謹慎ながら、まるで人体実験とも言えるマクロ的食養をさせてもらえることに感謝していますあせる

父を思う気持ち1/4、マクロ的実験3/4といったところでしょうか。。。


そして、父の一番の薬となっているのは、言うまでもなくruruの笑顔だったりするのですニコニコ



しかし、病院の売店ってどこもあんなんでしょうか??

果物はまだいいとしても(見舞い客用と言う意味です)、ショーケースにはスナックやチョコレートといった種類豊富な菓子類、菓子パンにアイスクリーム、添加物入りまくりのお惣菜!!

もちろん総合病院です。自分で動ける患者さんは普通に買いに来るんです。

何が病気の原因なのか?それを見極めずに、薬さえ飲めば点滴さえ打てば治ると言う西洋医学の概念の表れなのでしょうか。