ペットロス・グリーフケアセラピスト / そらのこえ

ペットロス・グリーフケアセラピスト / そらのこえ

愛犬・愛猫を亡くした方のための
ペットロス専門カウンセリング。

「もう大丈夫」と振る舞っているけれど、
本当は気持ちの置き場がない方へ。

体験セッション受付中(60分3,300円)
オンライン全国対応

ペット終活アドバイザー
(動物医療グリーフケア®認定)

あの子がいないと、私まで消えた気がした




水曜日の記事では、

「あの子がいなくなって、何のためにいるのかわからなくなった」

という喪失感について書きました。



今日は、

その奥にある気持ちを

少しだけ深く見ていきます。



あの子を失ったあと、

悲しい。

寂しい。

会いたい。

それだけではなく、

自分の中が空っぽになったように

感じることがあります。




朝起きても、

何をしたらいいのかわからない。

家の中が静かすぎる。

いつも見ていた場所を、

何度も見てしまう。



ごはんの時間になっても、

待っている子はいない。

名前を呼んでも、

振り向いてくれる子はいない。

帰ってきても、

迎えてくれる足音はない。




頭ではわかっている。

もういないことも。

戻ってこないことも。



でも、

心と体は、

すぐには追いつきません。



どうして、

あの子がいなくなったあと、

自分まで空っぽになったように感じるのでしょうか。



それは、

あの子がただ一緒にいた存在ではなかったからです。



うまく笑えない日も、

何もできない日も、

人とうまくいかなかった日も、

あの子は変わらずそばにいてくれた。



仕事で失敗しても。

誰かにわかってもらえなくても。

疲れて帰ってきても。



帰れば、

そこにいてくれた。



ただ待っていてくれる。

ただそばに来てくれる。

ただ見つめてくれる。



その姿に、

どれだけ救われていたか、

失ってから気づくことがあります。




あの子がいた頃、

毎日の中には、

いつもあの子がいました。



朝起きたら、

まず様子を見る。

ごはんを用意する。

お水を替える。

今日は元気かな。

暑くないかな。

寒くないかな。

寂しくないかな。



出かけていても、

帰る時間が気になる。

買い物をしていても、

あの子のものを見てしまう。

寝る前にも、

ちゃんと眠れているか気になる。



大変なこともあったはずなのに、

その時間が、

毎日を支えてくれていたことがあります。



この子が待っているから帰ろう。

この子がいるから頑張ろう。

この子を守りたい。

この子のために、今日も起きよう。



そんなふうに、

あの子の存在が、

自分の毎日の支えになっていた。



だから、

あの子がいなくなった時、

失ったのは、

姿や温もりだけではなかったのかもしれません。



待っていてくれる子がいない。

名前を呼んだら来てくれる子がいない。

ごはんを待っている子がいない。

帰りを喜んでくれる子がいない。

体調を気にかける相手がいない。

守りたいと思う相手がいない。



そのひとつひとつがなくなって、

心の中が、

急に空っぽになってしまう。



そして、

こんな気持ちが出てくることがあります。



私は、もう誰に、必要とされているんだろうか。

私がいなくても、

もう誰も困らないんじゃないか。

私は、何のためにいるんだろう。



これは、

弱いからではありません。

おかしいからでもありません。



それだけ、

あの子との毎日が深かったということ。

それだけ、

あの子の存在が、

あなたの生活の中に大きくあったということです。



人は、

ただ「そばにいてくれる存在」に、

心を支えられることがあります。



何かができるからではなく。

ちゃんとしているからではなく。

役に立つからではなく。



ただ帰った時に、

そこにいてくれる。



ただ自分を見てくれる。


ただそばに来てくれる。


それだけで、

「ここにいていい」と感じられることがあります。



あの子は、

あなたにとって、

そんな存在だったのかもしれません。



だからこそ、

あの子がいなくなった時、

自分の居場所までなくなったように感じることがあります。



その奥には、

本当はずっと、


誰かに無条件でそのままの自分を

受け入れてほしかった気持ち。


何もしなくても、

大丈夫だと思いたかった気持ち。


頑張らなくても、

ここにいていいと感じたかった気持ち。


そんな寂しさが

隠れていることがあります。



でも、

あの子がいなくなったことで、

あなたの価値まで消えたわけではありません。



あの子があなたを必要としてくれたから、

あなたに価値が生まれたのではありません。



もともとあなたの中にあった、

優しさ。

気にかける心。

守りたい気持ち。

大切にしたい想い。



それが、

あの子との毎日の中で、

形になっていただけです。



ごはんを用意したあなた。

何度も心配したあなた。

名前を呼んだあなた。

そばにいたあなた。

守ろうとしたあなた。



その時間は、

今もあなたの中に残っています。



あの子がいない今、

すぐに前を向かなくていい。

自分を好きになろうとしなくてもいい。

元気になろうと急がなくてもいい。



まずは、

「あの子がいなくなって、

私まで空っぽになった気がする」

その気持ちを、

なかったことにしなくていい。



そらのこえのセッションでは、

あの子を失った悲しみだけではなく、

その奥にある空白や、

自分の存在まで揺らいでしまう苦しさも、

否定せずに一緒に整理していきます。



「何のためにいるのかわからない」

「あの子がいないと、自分まで消えた気がする」

「誰にも必要とされていないようで苦しい」

そんな思いを、

ひとりで抱えなくて大丈夫です。




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