ピーマンの包装紙にワコールの「スゴ衣(い)」広告 | 広告魂|コウコクダマシイ

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記事:<ワコール>ピーマンに下着広告 JA宮崎経済連と連携


JA宮崎経済連が出荷するピーマンの包装紙に、婦人下着大手「ワコール」の軽量肌着、「スゴ衣(い)」の広告がプリントされ、今月から全国で流通し始めた。昨年発売したこの肌着が「ピーマン2個分の軽さ(66グラム)」のコピーでヒットしたことがきっかけ。ワコール広報室は「下着売り場以外で売り込みを掛けられる。農産物と衣料品が協力した販促は業界初では」と話している。

 「スゴ衣」は薄くて軽いウオームビズ用の肌着で、昨年93万枚を売り上げたベストセラー商品。今年、100万枚以上の売り上げを目指す同社が軽さの指標に使ったピーマンに目を付け、「ピーマンを手に取れば、肌着の広告も目に入る」と宮崎経済連に連携を持ち掛けた。昨年、宮崎県はハウスものピーマン(10~5月)の出荷量が日本一だった。

 同社は同経済連に広告料は支払わないがプレゼント用に2000枚の肌着を提供する。


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データマイニングの世界で、 「米国の大手スーパーマーケット・チェーンで販売データを分析した結果、おむつを買った人はビールを買う傾向がある」という「おむつとビール 」の事例が知られています。インストアマーケティングとの絡みはありますが、「PB(プライベートブランド)商品」の商品群とか、話題のネットスーパー とか、ピーマンの包装紙は何か応用できそうな気がします。関連して面白い記事をご紹介⇒「第3回目:ビールとおむつと銀座の花屋