エイプリルフール、騙されまくってます。
友人が転校しますメールをしてきて……もうほんとに信じたんだからね!?
9月とかすごく「らしい」こと書いてあるから!
あと、占いツクールさんの 大学作ったから閉鎖します って記事! 一瞬びっくりしたけど、内容が、入学希望者は作品に「占ツク学園入学キボンヌ」というタグを付けろとか、年間1200名とか、講師が太木数夫とか!
太木数夫! 一体どんな人なんでしょうかね?
因みに、私は本家さんが子供のトマト嫌いを必死に克服させる番組をなぜか鮮明に覚えてます。その場面だけ。
そんなエイプリルフールは置いておき、落書きでもupします。
私は四月馬鹿はいたしません!
色がどぎつくなってしまったブラックレディです(←唐突!)
もう、セーラームーンたちは気付いていないし、なんかきれいごとばっか言ってるし(←セーラームーン大好きですよ! そういうところも好きなんです!)、みんな強いんだか弱いんだかわからないし(←私はセーラームーン大好きですから! 決して否定的な意見ではないですよ!)。
そんな中、ルナピーが……
相手のことを肯定してあげるんです! 戻れとか、間違ってるとか、勘違いしてるとか、一切なしに、相手の色に染まってあげるんです!
これはもう、他のどんなシーンよりぐぐぐぐぐっとくる!!!
……と幼い頃の私も、今の私も思ってしまうのです(←成長がない)。
そして、タレーランの事件簿がすでに三巻出ていたので早速読みました!!!
ということで美星さん!
最近、寺門和夫さんの『[銀河鉄道の夜]フィールド・ノート』を買いました。
この本で一番好きなのが、切符の話なんです。
走れメロスは検証結果が大変なことになってましたが、賢治さんの作品は科学的根拠に基づいてるものばかりです。
そのことを視野に入れて、銀河鉄道の夜に出てくるひとつひとつの言葉を紐解いていく。それがこの本なのです!
切符の話というのは、ジョバンニが持っていた天上にもどこにでも行ける唐草模様の十ばかり書かれた切符についての解釈の話です。
この唐草模様と十ばかりと言う言葉は、賢治さんが国柱会から受け取った十界曼荼羅がモデルになっているそうです。
これは六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天という六つの迷い)と四聖(声聞・縁覚・菩薩・仏という四つの悟り)を表すもので、つまり、十界を自由に行き来できる「どこまででもいける切符」なんです。
第三次稿で、ブルカニロ博士が最後にジョバンニに切符を渡し、ジョバンニはそれを持ってほんとうの幸福を探しに現実へと戻っていきます。
そこから、ジョバンニの本当の旅、夢の鉄道の中ではない、過酷な現実が始まり、その中でみんなの一番の幸福を探す旅をするのです。
これを執筆していた頃の賢治さんの姿とも重なりますよね。
そして、ここからがこの本独特の解釈です。
第四次稿で消えてしまったブルカニロ博士。もちろん、彼がジョバンニに切符を進呈する場面も消えています。
この作品にとって、切符を持って踏み出すジョバンニの一歩はとても重大な意味を持つのに、それ自体が第四次稿ではその意味自体が消えてしまったのか。主題とも言えるほどの意味が?
そこで、こう考えることができるのです。第四次稿は、「すでに切符を手に入れてきびしい現実を歩き出したジョバンニの物語」であり、「第三次稿で切符を手に入れたジョバンニが、第四次稿でもう一度カムパネルラと銀河鉄道の夜で旅をする物語」である、と。
ジョバンニは、いくどもこんな旅を繰り返して成長していくのでしょうか? この解釈は本当に鳥肌ものです。
他にも色々あるので、読んだことない方(と言っても、だいぶ有名な本ですが……)には強くお薦めします!
……なんか雑多とした記事でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございましたm(_ _)m