緊急一時帰国 ② | 食いしん坊の日常日記 in Scotland

食いしん坊の日常日記 in Scotland

2017年に日本からスコットランドの田舎に引っ越しました。
結婚25年目のスコティッシュ夫、ゲーム好きな大学生の息子、食べる事が大好きな食いしん坊の私の3人暮らしです。






関空に着いたのは、金曜日の午前中。

フライト中は何も飲食しなかった息子を空港内のコンビニに行かせて、何か食べる物を買って来させました。

選んだのは、メロンパン。




これがかなり気に入って、日本滞在中に3回食べていました。

日本はスコットランドに比べてかなり気温が高く、湿度もありましたが、自動販売機がどこにでもあるし、安くてしかも冷え冷え。
本当に、これは世界に誇れる飛び出すハート飛び出すハート
パリの空港で買ったお水、店内の冷蔵庫から出して来たけど常温だったしガーン、ク⭕️高かったもんね。


次は、空港からJRの駅へ移動。
切符売り場は海外からの観光客で列が出来ていました。
並んでいる内に料金を調べようと思ったら、料金表に載っていない💦
その場合は、みどりの窓口へと書いてあるので、急いで列を抜けて窓口へ。
ここはもっと観光客で混んでいました。

ただ、幾つかある窓口は、日本語対応・英語対応に別れていて、日本人は私だけだったので比較的すぐに順番が来ました。

切符を買って電車に乗り、途中で特急電車に乗り換えて実家の最寄駅に到着したのは、お昼過ぎ。
長姉が駅まで迎えに来てくれました。

最寄駅は無人駅になっていて、エレベーターもエスカレーターも無く、出口に行くには階段しかありません。

私達が階段下まで行くと、おばあさんが小さなスーツケースを持って立っていました。
持って階段を上がるのが大変なんだろうなと思い、お手伝いします〜と言って持とうとしたら、凄く遠慮して。
でも、駅員さんはいないし私達の他に乗客もいないので、おばあさんを残しては行けないので、有無を言わさず荷物を持って階段を上りました。

おばあさんは


私も若い時は力があったけど、80も超えたら駄目ですわ

と言うので、とても80歳を過ぎているようには見えない(お世辞じゃなく)と言ったら


82になりました👵

と。

更に

〇〇に住んでる姉が車で迎えに来てくれてるはずで、荷物も手伝ってもらおうかと...



えっ、おばあさんが82歳なら、お姉さんはもっと上ですよね?
荷物持って無くても階段を上り下りするのは、やはりキツいのでは?

出口に着いたら、お姉さんらしき人が来ていたので良かったです。
後から考えたら、おばあさんは母と同い年でした。そう思ったら、やっぱりシャンとしてお元気な方でした。


私達も姉の車に乗って、まずは泊めてもらう予定の妹の家へ行って荷物を降ろし、

妹は仕事に行っていて、大阪から来て泊まっていた次姉も一緒に面会の時間まで必要な物を買いに行きました。

母が病院に搬送された時に、お医者さんから、もって3,4日と言われたそうなんです。
意識も戻らないし、このまま亡くなる可能性大なので、万が一の準備をしておかないといけない。

私は妹が貸してくれる喪服があるけど、息子は持っていないので、一式を買いに行きました。
靴もいるし、とまずは靴屋さんに行って、今履いているスニーカーのサイズが28cmだから、そのサイズの靴を幾つか試着するも



これは大き過ぎる

こっちは小さ過ぎる

横幅が大き過ぎ

甲が当たって痛い


などなど、まーコレって言うのが見つからない。
挙げ句に、足のサイズが28cmって言うのは本当か?という説も...🤔

とにかく、ローファータイプより紐靴の方が調整できる、いざとなったら中敷敷くか、と思ったらお店の人が、履いている内に伸びるから少しキツいくらいの方が良いと言うので、そうする事に。

靴屋さんでかなり時間を取られたので、急いで病院へ。

母はICUにいて、面会時間は15時から16時。
一度に面会出来るのは2人まで、15分。

最初に姉二人、そして私と息子。

呼吸器を付けた母は苦しそう。
でも顔色は良かった。

ずっと白髪染めをしてたけど、最近頭皮に染みるようになったから止めたらしく、真っ白だったから私はそれにびっくりびっくり

面会の後は、息子の喪服や私の数珠などを買って帰宅しました。

妹も仕事から帰り、皆疲れていたので晩ごはんは外食する事に。
田舎なのでお店自体があまり無いんですが、ラッキーな事に妹の自宅から歩いて行ける場所に焼き鳥屋さんがあり、そこで食事をしました。





お昼は、ラーメン。




つづく