Victoire(ヴィクトワー)主宰・AROMAMUSICA(アロマムジカ)代表の杉浦菜美です。

様々なアプローチで『香りから広がる世界』の魅力をお届けしています。

 

今日から5月ですね。

春休みが明け、新学期が始まったと思ったら、あっという間に大型連休突入です。

今回は、5月5日《こどのも日》にちなみ、「カシワ」の話題をお届けします。

 

 

端午の節句などで柏餅を包むのに使われる「カシワ」の葉。

縁起物として、柏餅を食べる風習があるのは、なぜでしょうか。

その理由は、カシワの木の特徴にあるようです。

 

 

カシワは落葉樹ですが、翌春に新しい葉が揃うまで、枯葉が落ちません。

古い葉がすべて落ちる前に、若葉が出てくる…

絶えることなく続く様子から《繁栄の象徴》されたのでしょうね。

 

 

植物を愛でながら、身近な人を想う。

今、青々と茂るカシワの木を見上げながら、

「未来が明るく、幸せなものであってほしい」

と、心から願います。

 

 

【動画】カシワの目覚め~春の訪れ、そして初夏へ~

若葉が出てくるまで枯葉が落ちない、カシワの木の特徴をご覧いただけます。

植物の生き生きとした姿を通じて、端午の節句の柏餅のルーツに触れてみませんか?

ちなみに、私は今年、柏餅を手作りしてみようと思っています。

カシワの葉の香りや手触りも、楽しみたいです。

 

 

~カシワ~

Quercus dentata/ブナ科の落葉樹

撮影:2021年2月~4月/静岡県浜松市南区にて

 

 

*****

先月より、アロマムジカのページで、

「春の訪れ、そして初夏へ」

と題して、全3回の動画を1本ずつ、公開しています。

カシワの動画は、その最終回です。

 

冬の時期から見守ってきた植物の記録を、それぞれ、時系列に沿って編集。

春の訪れと、初夏へと向かう植物の姿は、エネルギーに満ち溢れていました。

 

季節の移ろいの中にある、淡々と流れる時間と、適度な余白は、とても心地よく感じられ、1日1日を丁寧に過ごしたいという気持ちが、私自身、より強くなったような気がします。

 

第1回、第2回の動画も併せて、お楽しみください。

 

 

Ⅰ ハクモクレンの開花

『冬から見守っていたハクモクレンの花芽。蕾が膨らむと、見る間に開花します。

花が散ると、若葉が生え、また新しい季節が巡ってきます。』

 

 

 

Ⅱ フキの成長

『立春の頃、枯葉の中から顔を出すフキノトウを見つけました。フキノトウの《その後》を見守った記録です。「フキノトウ」が大きくなると「フキ」になるのでしょうか…?地面や、畑全体の景色の変化にも注目しながらご覧ください。』

 

 

 

Ⅲ カシワの目覚め

『端午の節句などで柏餅を包むのに使われる「カシワ」の葉。縁起物として、柏餅を食べる風習があるのは、なぜでしょうか。その理由は、カシワの木の特徴にあるようです。』

 

 

 

柏餅作りの様子をアップしました。

(更新:5月5日)

 

 

*****

~お知らせ~

《1日講座》

自然の香りのディフューザー

~地元産アロマで気持ち良い香り空間を~

 

日時:6月12日(土) 13:30~15:00
会場:SBS学苑遠鉄校(浜松市中区旭町12-1 遠鉄百貨店新館8F)

 

『天竜区春野町産のクロモジ、水窪町産のスギ、川根本町産の柚子など、国内外10種類の植物から抽出されるピュアな「香り」をご用意。メインとなる香りを決めた後、好きな精油を選んで調合します。消臭・抗菌作用が期待できる精油をブレンドすることで、気持ち良い香り空間を演出します。』

詳細はこちら

 

 

 

 

4/14 静岡新聞