Victoire(ヴィクトワー)主宰・AROMAMUSICA(アロマムジカ)代表の杉浦菜美です。様々なアプローチで『香りから広がる世界』の魅力をお届けしています。

 

朝晩はだいぶ冷えるようになりました。

日中は気温が上がるので、服装の調整が必要ですね。

 

さて、久々の自然観察日記…ここ2週間で庭の景色もだいぶ変わりました。

 

10月初旬、たった2輪のキンモクセイを見つけた数日後に、

「とても良い香りが漂っているよ~」

と母より連絡。

あの後、一気に開花したようです。

 

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イベント開催などでタイミングが合わなかったこともあり、実家訪問することのないまま、満開のキンモクセイはあっという間に終わりを迎えたよう。

 

(とは言え、幼稚園のバス待ちの際、近所のお宅のキンモクセイの香りをしっかりと堪能させていただいていましたが!)

 

しかし、つい先日。

2輪の開花を発見したあの日から2週間ぶりに訪れた庭で目の当たりにした「散り際のキンモクセイ」に、思いがけず感動してしまいました。

 

枝に花はほとんど残っていないし、香りもしない。

わざわざ取り上げるほどのことでもない風景なのかもしれないけれど。

 

それは「花と光と風のコラボレーション」…まさに、自然のなせる業、といった感じでしょうか。

 

そんなこんなで、個人的に心を奪われてしまった2週間ぶりのキンモクセイの姿。

少しだけご紹介させていただきます。

 

頭上には、わずかに残る花

 

足元にはオレンジ色のカーペット

 

ちょうど太陽が真南に来ている頃…光がさして黄金色に!

 

いつもの風景が何だか少し幻想的…

 

小皿に取り分けて、さあどうぞ…(と、言っているように見えた)

 

風が吹いたのでしょうか…

 

石灯篭の溝に沿ってきれいな模様ができていました

 

以上、光や風をまとった散り際のキンモクセイをお届けしました。

自然が作り出す瞬間の”アート”はとても美しいなと感じます。

 

以下は、私が個人的に思っていること。

 

日常の中の、ほんの些細な、「発見」の喜び。

それはきっと、何かと比べることでも、誰かの評価のためでもなく、「今、生きている」という個人のリアルな肌感覚にも繋がっていくもの。

 

一つ一つの小さな発見の喜びを大切に、日々を過ごしていけたらいいなと思うし、子どもたちにも、生活という実体験を通して知ってもらえたらいいなと思っています。

 

 

影が印象的な季節になりました

 

(撮影日:2020年10月24日)

 

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10/13 静岡新聞掲載