Victoire(ヴィクトワー)主宰・AROMAMUSICA(アロマムジカ)代表の杉浦菜美です。様々なアプローチで『香りから広がる世界』の魅力をお届けしています。
先日、遠鉄百貨店新館8FのSBS学苑遠鉄校にて、
≪夏の1日講座≫天然香水~香りでつくる夏の快適空間~
を開催しました。
準備風景
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
この日もとにかく暑かった!!「夏の快適空間」がテーマだったこともあり、教室内でアロマを焚くことに…
ディフューザー(芳香拡散器)
直前に入手した四国産・2017年の伊予柑アロマがまるでもぎたてのようなフレッシュな香りでとても良かったので、これを使うことに。ユーカリ&ミントとブレンドして、夏らしさを演出しました。
さて、今回は、これまでに私が手掛けた空間演出の事例をご紹介しながら、香りの「機能性」について触れました。導入時の裏話も少し…(消臭系マル秘ブレンドのお話)
講義中
同じブレンドオイルでも、
瓶から直接嗅ぐ/ムエットで嗅ぐ/香水にする/機械で焚く…
すべてにおいて感じ方が同じではなく、さらに、そのときの環境(温度、湿度、人、もともと漂っているにおい等)にも左右されるので、実はなかなか奥が深い…
プロフェッショナルは色々と考えることが多いのですが、自分のための香りづくりにおいては、難しいことは一度置いておいて、「今」の「自分」の感性を大事にしてほしいと、毎回伝えています。意外と、これが一番良い香りをつくる近道だったりします。
香水&空間演出/イメージ&機能性
後半は、ブレンド実習ですが、もともと、こちらでベースとなるシトラス系ブレンドを3種類、ご用意。
A.地中海の風を感じる大人系シトラス
B.レモングラスをプラスした、パワーチャージ系シトラス
C.美味しそうなジューシー系シトラス
(私のイメージね。)
それぞれに特徴を出しましたが、どれも好評だったように思います。やっぱり柑橘系の香りは人気が高いですね。食欲が湧く香り、つまり「生きるための香り」ですからね!柑橘自体も、美味しそうな香りを出して、動物を呼び寄せ、食べてもらうことで子孫繁栄しているのですから、植物の動物の関係性って、やっぱりすごいですよね。
以下、作成風景をお写真でご紹介します。
ありがとうございました。来月は、夏休み・親子講座を開催予定です。アロマとハーブを一度にお楽しみいただける講座です。
また、9月開催の秋の香水講座は、アロマの産地に着目して、テイスティング(嗅ぎ比べ)を楽しみたいと思っています。
皆さまのご参加を、お待ちしております。