被害の計測 Eye-01 ベッセル静電気測定器での測定 帯電値と被害の強さの関係の話です。
以前から、Eye-01 ベッセル静電気測定器の計測をしていますが、この計測される帯電はどのような帯電なのかを考えていました。
【基本的に該当しそうな接触帯電や剥離帯電・外部からの影響による帯電?】
今のところ考えているのは、「イスから人が立ち上がる」とう動作も含まれる物質が離れた時に発生する剥離帯電が一つあります。(椅子に座るときに既に接触帯電しているとも思えます。)
「静電気ドクター 静電気対策の基礎知識」のページでは、
剥離スピードが速いと一緒に静電気放電が抑えられるので帯電量が大きくなるらしいです。
また密着度が高いと大きな静電気が発生するようです。
他にも考えられるのが、ドアノブなどに触れたときにバチッっとなるのが、誘導帯電ですね。人体にたまっている静電気のせいです。このように帯電にも色々な原因があります。
また外部からの照射により帯電が進んで、剥離帯電として表れてしまうなども考えています。
【被害の強いときは強い帯電量が計測される】
常識的には色々な帯電があるのは分かりましたし、椅子から立ち上がる時に剥離帯電が起こるのも現象としては知っています。
ただ、検証していると以下のような感じです。
- 被害を感じないときは、帯電ほぼ変わらず同じ値のまま。
- 熱く感じる時は、強い帯電量が計測される。
- 被害が強い部分では、ピンポイントで強い値が計測される。お尻全体に被害が強い場合は、椅子の広範囲に高い値が計測される。
今のところはこのような結果が出ています。
材質はあまり関係が無かったようです。強い被害の時は材質が変わっても強い値が出てました。
このぐらいの値-0.2kvが大体被害を感じている時です。
強いときは写真の-1.2kvのように、-1.0kv越え。
被害のないときに椅子から立ち上がるとこんな感じです。元々-0.02kvの値から計測開始することが多いので、被害のないときはほとんど変化なしですね。
放電後もこのような感じまで値が落ちます。
【なぜ被害が強いと、強い帯電が計測されるのか?】
椅子から離れた瞬間に剥離帯電が起きるとかといういう話なのかと思いましたが、実際には席を立つ前に既に被害で被害部位が熱く感じています。
この段階では既に何か照射をされているので、照射による帯電?が進んでいるのかもしれません。(接触帯電は発生済みだと思いますが、計測される値とはあまり関係が無いと思っています。)
【照射の外部要因で帯電が進む?】
これまでの結果からは、照射などの外部要因によって帯電が進んでいると考える事もできます。
何故なら被害で熱く感じると、帯電量が多くなっているからです。
また同じような椅子から立ち上がる動作で、剥離帯電がほとんど計測されないケースもあります。このような時は被害を感じないときですが、つまり剥離帯電が主な原因ではないと考える事も出来ます。
この照射が普通の電波なのか、メーザーや電子銃などの特殊なものなのか分かりませんが、今後の検討課題です。
もう少し検証や技術的なまとめを行っていきたいと思いますが、数あるテクノロジー犯罪被害の原因の一端がつかめたように思えます。
※ 本来、人体の帯電の影響などを考慮してアースを撮りたいんですけどね。被害と連動した結果が出ているので、まぁよしとしています。