サラリーマンの中には、
一生懸命働いているのに会社が認めてくれないとか、
上司がわかってくれないとこぼす人がいる。
実力勝負のプロスポーツの世界でさえ、
首脳陣が評価してくれない、
監督に嫌われたと訴える選手がいる。
明らかにツキと運に見放された人たちである。
なぜなら彼らは、「認めてもらえなければ、
どんな才能も能力もないのと同じである」という
心理に気づいていないからだ。
もし本人がいうように、才能や能力があるのに、
それを認めてもらえないとしたら、
才能や能力がないために当然認めてもらえない人間より、
さらにツイていないことになる。
ツキと運のない最悪の人間だ。
・ 優秀なのに、優秀であるという評判にならない人
・ まじめなのに、まじめであるという評判にならない人
・ 努力家なのに、努力家であるという評判にならない人
・ 能力があるのに、ツキのある人に好かれない人
・ 頑張っているのに、運のある人に好かれない人
・ 正しいことを主張しているのに、相手に理解されない人
誤解を恐れずにいってしまえば、
実際に優秀であるより、
あいつは優秀だと思われることのほうが大事である。
実際に努力家であるより、
努力家だという評価の方が大切であり、
実際に能力があるより、
能力があるという評判のほうが重要なのだ。
あの人は成功しそうだと思われることが、
ツキや運を得る必須条件になる。
なぜかというと、
ツキや運は他人が運んできてくれるものだからだ。
どんなに優秀であっても、どんなに努力家でも、
またどんなに凄い能力があっても、
そう認められない人間のところに、
わざわざツキを運んでくるもの好きはいない。
だから自分に運がないのは、
監督や首脳陣、上司、会社のせいだと考えるのは間違いである。
“自分のイメージ”がすべての原因である。
したがって、自分はツイていない、運がないと思う人は、
姓名判断で運勢を改善しようなどと考える前に、
まず人目を気にすべきだ。
他人の目に自分が
どう映っているかを検証すべきである。
自分のイメージが悪いことに早く気づき、
イメージデザインを早急に変えなければならない。
自分をどいうふうに見せたいかが、
“自分のイメージデザイン”だ。
・ 上司から、どう見られたいか。
・ どう見られるべきか。
・ 部下にはどう見られたいか。
・ 取引先はどうか。
・ 銀行はどうか。
・ また、お客様の目にはどういうふうに映りたいか。
その人の置かれた環境や状況、
人生観や価値観によっても違うだろう。
しかし、ビジネスマンのプロを志すのであれば、
こんな評判はぜひとも欲しい。
・ 「この仕事は、あの人がスペシャリストだ」という評判
・ 「あの人は仕事の不平や不満、他人の悪口は絶対に言わない」という評判
・ 「あの人は仕事に対して積極的で、責任感がある」という評判
・ 「あの人は期待されている」という評判
・ 「あの人は頼りになる」という評判
・ 「あの人は間違った発言はしない」という評判
実際に自分をそう変えようなどと、
無理をする必要は少しもないことをくれぐれもいっておきたい。
・ 見た目でいい。
・ 評判でいい。
・ 大切なのは内実ではない。
あくまでもラッピングであり、
「他人にどう思われるか」が大切なのだ。
しかし、スーパーコンピューターである人間の脳は、
無意識のうちに他人に貼られた自分のレッテルに反応する。
知らないうちに自分をレッテルに適応させていく。
そのうち、条件づけられたデザイン通りの自分に、
イヤでもなってしまうのである。