①アベイ・シモン
1922年ニューヨーク生まれ。
控えめでおとなしい
ラ・カンパネラでした。
音質もぱっと消えて散る
儚い印象。
インパクトはありませんが
テンポもゆっくりめで
心が平静になり落ち着くような
非常に安定感のある演奏でした!
高度なテクニックを備えながら
表面に押し出さず、奥ゆかしい
品のある演奏です。
特に音の均整が素晴らしかったです。
BGMとして
エンドレスで流していても
全く耳障りになりません。
総評:心と耳を清めて美しく
クリーン・ラ・カンパネラ
※動画が見つかりませんでした(汗)
②ジョルジュ・シフラ
1921年ブダペスト生まれ。
速い!速い!
出だしのテンポが駆け出すようで
飛び跳ねたりスキップしているような
軽快なタッチが続き
ノリノリで愉快なイメージです。
きっと明快な性格で
さぞ楽しそうに弾くピアニストさん
なんだろうなーっていうのが
伝わってきました!
総評:踊りたくなる愉快な
ダンス・オブ・ラ・カンパネラ💃
③ゲーザ・アンダ
1921年。ブダベスト生まれ。
音色が印象的で
鉄琴のように
少し鋭く鋼鉄に反射して
ピカピカッと光る印象です。
音色が頭にキーンときて
目がぱっちり覚めます!!
またラプソディックな弾き方で
お洒落でした!!
最初は綺麗な音だと
思いましたが、長時間聴いてると
キンキンが気になり
耳と頭が痛くなってきて
音質的には苦手でした
総評:ピカピカキンキンまさに鐘の音
目覚ましラ・カンパネラ
④レナード・ペナリオ
1924年。アメリカ合衆国
バッファロー生まれ。
始まりの音を聴いた瞬間から
これは聴きやすい
と感じました。
マイルドな音質なのに
力強さもあって
音質の好みが個人的にピカイチで
演奏も早すぎず遅すぎずの
男性らしく
さっぱりとシンプルで
まとまりがあり包容力や
安心感のある演奏でした。
くどい演奏が苦手な方は
鑑賞に向いてるかもしれません。
総評:硬派で男性的
ダンディー・ラ・カンパネラ
⑤アグスティン・アニエベス
1934年、ニューヨーク生まれ。
物凄くお上手なのは承知の上で
弾き方にクセがある気がしました。
たまにワルツっぽい弾き方になり
面白いのですが
正直好みな演奏でなく
よく理解できずすみません
総評:???
※動画が見つかりませんでした。
⑥セシル・ウーセ
1936年生まれ。女流ピアニスト。
1番好みかもしれません
心に響きました!!
どうしてでしょう?
女性ならではの喜び
苦悩をさっぱりと快活に
表現されている
気がしました。
感情の持っていきかた
強弱のつけかた
テンポの揺らし方
すべて違和感なく
スムーズに気持ちよく世界観に
入り込めました
音質も乙女らしい愛らしい感じの
ピュアな響きで好きでした。
全体的に感情表現激しめなんですが
不思議と上品にセンスよく
まとまっていて
流石としか言えない演奏でした!!
総評:絶賛!!
感動を生む憧れの
女性のためのラ・カンパネラ
※ラ・カンパネラが見つかりませんでしたので
別の曲を。
セシル・ウーセさんのピアノ演奏です。
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mai 演奏動画🎹